塗装作成完成編。スケールモデル初心者が、ハセガワ（Hasegawa）の1/72 VF-1 スーパー/ストライクバルキリー（ファイター形態）を作成します。⑨（劇場版 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか）

前回の最終組み立てを経て、1/72 VF-1 ストライクバルキリー（ファイター形態）の塗装作成完成編です。（劇場版 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか）

プラモデル製作に復帰してからは、ほぼほぼガンプラだけの製作でしたので、すごく苦労しての完成です。ガンプラがいかに初心者に配慮のある製品なのを改めて実感しました。そして、今回、模型製作の基本的な事を調べなおすことも多く、結果的に大変勉強になった作品です。

最後のまとめにて、おすすめしたい方や注意点も書いていきますので、最後までお読みいただければ嬉しいです。

まずは、1/72 VF-1 ストライクバルキリー（ファイター形態）の外観を確認します。

うん。大満足です。ミサイルが装備されていないのが残念ではあるが、あの映画の雰囲気が感じられます。

薄い部分、シンプルに丸い部分、とんがっている部分、細い部分・・と、ガンプラには無い構造も多く製作には苦労しましたが、”自分で作った感”がすごいです。

赤背景のドクロマークがまぶしいです。

基本的にはランディングギアの可動ギミックはありませんので、このままです。ということは、製作前にどのようなイメージで飾るのかを考えておく必要がありますね。

ちなみに、本キットは主翼とベクターノズルが一部稼働する以外は、基本的に接着固定のキットとなります。

そうなんです、微妙に前傾姿勢です。通常のファイター形態は水平に近かったと思うのですが、ファストパックを装備すると足部分の干渉を避けるためにこのような形になるようです。でも、その姿がいい雰囲気です。

特徴的な箇所を確認します。

スケールモデル初心者の私が、なぜファストパック付きファイターを最初に選択したのか。それは・・・、この巨大バーニアの存在があるからです！

通常ファイターのベクターノズルも構造的に面白いのですが、どうしてもこの大型丸形バーニアを手にしたいと思ったのです。以前も書きましたが、この形のバーニアが大好きです。

機首とキャノン砲の先端です。機種は削ったりしてきれいな形を表現できたと思っているのですが、ビームキャノンの砲身にもう少し手を加えるべきだったと後悔してます。シルバーの塗分けはしてみたんですが、何かもう一つ足りない・・・。

機首部分です。ちなみに今回、キャノピーは接着していません。

ランディングギアについて、今回は最後に接着したのですが、角度がそこそこ良い感じで収まってくれてよかったです。

もう一回だけ、大型バーニアを・・・。

他にも細かいバーニアがあります。

また、脚部のランディングギア（主脚というらしいです）も苦労した箇所です。うまく3点のランディングギアが地面に接地してくれてよかったです。
ですが、よく見ると主脚のカバー部のライトが左右逆のようです。これは失敗だ‥。

あーーーー！右翼の翼端灯が無いぞ！・・接着の痕だけが・・・・。かなり探しても見つからなかった、ショックです・・。

まとめ（1/72 VF-1 ストライクバルキリー（ファイター形態））

組み立てた感想

本キット、バンダイのガンプラとは違いまして、製作技術によって完成度が変わるキットです。中級車向けといった印象です。

おそらく、キットの完成度（ディティールや形状）は完璧です。あとは、自分の腕次第なのかもしれません。そういう意味で、これから先も同じキットを買うことがあるのかもしれません。何度もチャレンジして前回の後悔をクリアしたり、製作技術の向上具合を確認したりといったところでしょうか。

お勧めしたい方や注意点

以下のように感じておられる方は、ぜひ購入、製作を検討してみてください。

• ガンプラにマンネリになった方
• 模型製作のスキルを向上させたい方
• マクロスが好きな方
• 戦闘機が好きな方
• ポーズ固定で飾ることを前提にしている方
• 欲しいと思ったときに定価で購入したい方

以前に類似投稿をしましたが、特に最後の項目は、私の中で大きかったです。この雰囲気、クオリティで2000円前後の価格です。しかも、新品、翌日配送でした。店頭でも気軽に購入できます。

ですが、以下のことは注意してください。

• 接着剤固定が必須である事
  • スナップフィットではないため、やり直しに苦労する事
  • においなどの環境に配慮できる事
• 塗装が前提になっている事（成形色はほぼ2色、パーツ分割されていない事）
• 可動は無いに等しい事（ガンプラのようにガシガシ動かすことはできない事）
• 繊細な部品や鋭利な部品も多く、子供や初心者にはおすすめ出来ない事

まあ、手軽ではないということです。すぐには完成しないですし、動かしてポージングをとることもできないです。そもそも、ガンプラとは製品のポリシーが違う印象です。

これを機に、個人的にチャレンジしたいと思わせてくれたことは・・。

今回は、アニメの超時空要塞マクロスのキャラクターキットというイメージで作成しましたが、同じハセガワさんのキットを製作するなら、実際の戦闘機モデルを製作したくなりました。また、今まで敬遠してきましたが、戦車や戦艦、車などの模型にも興味が湧いてきたことも事実です。

現在の積みプラを製作しながら、考えていきたいと思います。

完成までを5～90倍速動画にしました。

本キットの完成までの記事