やっぱりどうして、”ウェーブの1/24スコープドッグ レッドショルダーカスタムを汚して完成させます”を進めていきます。
前回は武装などの装備品を塗装し行きましたが、今回はパイロットをエナメル塗料による筆塗で塗装していきたいと思います。
では、我流ですが順を追ってご紹介していきます。
筆塗は慣れない事なので、まずは準備してみる
実は苦手な筆塗ですが、今回はエナメル塗料を使って進めていきます。消せますので・・。でもなぜ苦手なのか、多分、緊張して手が震える事が多くてはみ出すことが多いからなのです。思えば筆に対して、幼少の時の図画工作の授業や中学生頃の美術の授業で、いじられたり怒られたりして成績や印象が悪い出来事が多くて・・・。なんとなく筆を見ると辛い印象で指先がうまく動かないのです・・・。まあ、そんなことは置いておいて進めていきます。
何を用意するのか

ということで揃えた道具一式です。すべて写ってはいないのですが・・。
エナメル塗料の性質について

何と言ってもまずは塗料で、タミヤのエナメル塗料を使用します。このコンパクトデザインのビンが結構好きです。
ちなみになぜエナメル塗料を使用するメリットがあるのかという点について、自分の経験からまとめると以下のようになります。
- ラッカーの下地に対して塗装すると、失敗しても溶剤で簡単に修正できるから
- ラッカーに比べてベタっとなりにくくムラが発生しにくく、筆塗との相性が良いと感じるから
- 比較的隙間にもスッと入るイメージで、きれいに塗装できると感じるから
つまり、楽にきれいに部分塗装が出来ると感じるのです。そういえばスミ入れに使うことで有名ですね。ちなみにchatGPTで確認してみたところ、同じような回答を得られたので、あながち間違いではないと安心しました。
ですが、やはりデメリットもあるようで、強度の弱い箇所に使うと、プラスチックが割れてしまうこともあるそうです。特に素組時のスミ入れなどは注意が必要とのことで、基本的にはラッカー系塗料での下地(いわゆる塗装)があるほうが良いとのことです。
以前、ガンプラのMGシナンジュを作成したときにエナメル塗料は使用したのですが、これの事も思い出して今回使用したいと思います。
筆や洗浄道具について

苦手とはいえ、筆塗に必要な物は一応揃えてはおります。細筆や平塗筆などは持っていました。(比較的安価な筆です)ちなみにこの画像は棒形状のツール群を撮影しています。不要な物も写っているかも・・。

GSIクレオス Mr.塗料皿 10枚入 ホビー用塗装用具 D175
(Amazonで詳細を確認する)

GSI クレオス(GSI Creos) GSIクレオス Mr.スポイト (長) 5本入 ホビー用工具 GT99
(Amazonで詳細を確認する)

GSIクレオス Mr.ネコの手シリーズ・塗装作業支援ツール Mr.塗料かき混ぜ棒 15本入 ホビー用塗装用具 GT109
(Amazonで詳細を確認する)

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.66 モデリングブラシベーシックセット 87066 87066-000
(Amazonで詳細を確認する)

溶剤は、うすめたり修正したりする時に使う重要ツールで、ビンタイプとボトルタイプを常備しています。使用するときは、きれいな綿棒を突っ込むこともありますが、基本的には上記画像に写っているスポイトを使用する事が多いです。

タミヤ(TAMIYA) カラー エナメル X-20 溶剤 特大 250ml 模型用溶剤 80040
(Amazonで詳細を確認する)
ビンタイプは店頭で買っています。
パイロットを塗装していく
部分塗装前の状態は・・・

それでは、塗装していきたいと思うのですが、まずは下地のオレンジのみの状態です。ちなみに服のしわなどに影を入れる作業が嫌だったので、エヴォブラック下地の上にオレンジ塗装をすることによってできる暗い部分を活かすことにしました。薄く何度もオレンジを重ねないで、エアブラシを遠目に濃く吹き付けて凹凸による被膜強弱が出来るようにしました。(どのように言い取り繕っても、面倒だっただけなのですが・・・。)
エナメル塗料を塗っていきます

まずは、肩パッドやブーツなどの濃い茶色から始めます。塗料を混ぜて取り皿に垂らします。ちなみに塗料から垂らさずに、混ぜ棒に付着したものを垂らしました。

タミヤカラー エナメル XF-64 レッドブラウン
(Amazonで詳細を確認する)

次に何となく薄めるために、溶剤をスポイトで垂らします。

最後に混ぜた後に、筆に含ませて塗っていきます。

ということで、おおざっぱに塗っていきました。塗料が乾くまで、他の箇所を塗っていきます。

スーツ関連の箇所にグレイを塗るために、準備していきます。

タミヤ エナメル塗料 XF-24 ダークグレイ
(Amazonで詳細を確認する)

マスク付近や酸素供給装備などに塗っていきます。

本来はグリーンなのですが、頭部に塗分け箇所がありましたので、メタリックブルーで代用することにしました。

タミヤ エナメル塗料 X-13 メタリックブルー
(Amazonで詳細を確認する)

サクッと塗って、

今までのはみ出し箇所を、溶剤と綿棒を使って修正していきます。その際、綿棒の先を尖らせました。爪楊枝を使っても良いかもしれませんね。

というっことで、こんな感じで仕上がりました。突っ込みどころはあるのですが、自分的には必要最低限の仕上がりになったので満足です。
最後に重要な事、後片付けです

これは、100均で購入した少量サイズのグラスですが、これにエナメル溶剤を少しだけ貯めて筆の洗浄に使用しておりました。これも含めてキッチンペーパー+エナメル溶剤できれいに拭き取りました。
今回のまとめ、次回からは・・

と、なんだかんだで塗終わったパイロットパーツですが、おそらくコックピットハッチを開けて飾ることはないと思うため、個人的にはこれで良しとして次に進みたいと思います。
ちなみに、いつもならパーツ分割状態でスミ入れなどと進めていくのですが、今回は先に組み立てます。そしてデカールを貼って後にスミ入れをして、最後にチッピングを試していきたいと思います。次回は立体化したキットが確認できる予定です。