作りたいと思いつつもタイミングが合わず作れなかったMG ガンダム Ver3.0。何とか入手できましたので、遅ればせながらもレビューします。どのような配色や仕上げにするか考えながら、まずは素組レビューです。
MG RX-78-2 ガンダムの歴史
1995年7月、最初のマスターグレード”RX-78-2 ガンダム”が発売されました。当時、自分は学生でしたがよく覚えています。それまでとは異なるCG調の箱絵、厚みのあるパッケージ、内部フレームから組み立てる作業工程、スタイルが良いにも関わらずよく動く可動域など、発売されて5年ほどのHGよりも大きいサイズということもあり度肝を抜かれました。
ガンダムということもあり2025年現在までにたくさんのキットが発売されています。
時系列的には、
MG(1995)→MG Ver1.5(2000)→MG_Ver.ka(2002)→MG Ver.ONE YEAR WAR 0079(2005)→MG Ver2.0(2008)→MG Ver3.0(2013)→MG ORIGIN版(2015)
と、MGだけでもたくさんあり、これに派生モデルやHG、PGなどを加えると膨大な数になります。
今回はこの中でも2013年発売のVer3.0をご紹介していきます。
とりあえず写真で確認して、考える。

メインカラーである白色部分が薄い灰色との組み合わせで表現されており、視覚情報量が増えています。当時、このキット発売の少し前、νガンダムVer.kaぐらいからの配色特徴と記憶しています。


Ver3.0の最大の特徴は、RG準拠のリアリスティックデカールの配色効果も大きいと思っているので、物足りなさを感じます。ゴールド部分は塗装したいと思っていますので、この辺りをどのように際立てるかがポイントでもあると思います。

ちなみに当時のお台場ガンダムを縮小したようなカラーリングだそうです。私は見に行けなかったのですが・・。

シールドは情報量が多く、かっこいいです。

関節の丸部品パーツは、通常版を選択しています。マグネットコーティング版は凹凸があるため塗装が難しい雰囲気でした。通常版のほうが内部が見えるため写真映えしそうです。

ちなみに、白色部分は3色に分かれています。(白、薄い灰、濃い灰)

実は、青色部分や赤色部分も2色ずつに分けられており、情報量が多くなっております。

自立も問題なくできます。背負っているものがないので当然なのですが、ごく自然な立ち姿を再現できると思います。

背面の塗分けも多いのでかっこいいですが、バーニアが2基しかないためこの仕上げ方法に完成度が左右されるような気がします。(隠れたところに2基あるのですが、見えないので・・)

シールド裏にも多数のディティールが在りますが、個人的には暗い色が好きです。飾るときはシールド装備状態にしたいため、このあたりの処理をどうするかで印象が変わりそうです。
素組まとめ
発売当初は”RG第一弾の拡大版”との評価もあったようです。
ただ、私の個人的な感想ですが、手のひらより大きい実物は、RGより大変な迫力があり、満足度は比べようがありません。写真だけでは語れないものがあるのは事実です。大きいだけにRGより組み立てやすく、私はMGをお勧めしたいです。
ただし、組み立てたものを分解して塗装する場合は注意が必要です。外装、内部フレームともに分割が多いためパーツ点数が多くなります。非常に面倒です・・。
塗装プランについて
実はファーストガンダムはたくさん作りましたが手元には残っていませんでした。やはりトリコロールカラーで残したいと思います。ということでパーツをばらしていきたいと思います。時間がかかるかもしれないですがコツコツ作成していきます。