我が家には、1歳の兄妹猫、凪生(ナギ♂)と陽菜(ヒナ♀)が居る事は以前にご紹介しました。ちなみに、この子たちは雑種猫なのでずが、幸いなことに今まで体調を崩して病院に行ったことがありませんでした。
と、安心していた矢先の出来事でした・・。
今回は、初めの動物病院についてです。
おなかにケガを見つけた。まずは状況把握編。
先日、何気に陽菜ちゃんを抱っこしておなかを撫でようとしたところ・・・・。
き、傷跡が!?血が滲んで・・・なぜ?いつ?・・・・・・・。しかもぱっくりと大きな傷です。正直、頭が真っ白になってしまい、大きな声で
大丈夫か?!どこで怪我したの?
と話しかけてました・・・。我を忘れたとはこのことで・・。
ただ、よく観察していると、
- 痛そうにはしていない
- しかも気にしていない
- よく遊んで、目の前でごはんやトイレを普通にしている
という状況であり、そこでいったん冷静になりました。
次に動物病院に連絡、診察予約した
ということで、まずは動物病院に連絡しました。私は電話は大の苦手なのですが、
- おなかに親指大ほどの傷がある
- 初めて病院にかかる
- すぐに診てもらえるのか?
とだけ伝えました。そうすると、
- 一度、予約をするために来院してほしい
- あれば、猫に関する所持書類を持参してほしい
とのことでした。ということで、とりあえず言われてた通りに私の身一つと、書類(注射歴や手術歴の書類)を持参して動物病院に行くことなりました。念のため、傷の具合がわかる写真を撮影して持参することにします。

大きな傷の写真もありましたが、掲載は控えます・・。つまらない顔してます・・。
病院では、問診票を記入していくつかの指示を受けて、
- ケージに入れてきてほしい
- さらに洗濯ネットに入れてきてほしい
- 最適な時間に折り返し連絡する
ということで、自宅待機することになりました。2時間ほどでした。
いよいよ動物病院へ、待合編
実は、話には聞いており準備はしていたのですが・・、洗濯ネット必要です。洗濯ネットに入ってもらい陽菜を誘導してケージに格納、車で3分の動物病院へと移送の段階で・・。ここまで来て正直なところ不安になり、
- 陽菜が待合でわがままを言って困った事になるかもしれない・・・
- 診察料が高いかもしれない・・・(結局保険には入らなかった)
- (偏見かもしれないが)自分のような一般市民、陽菜のような雑種猫が行くところではないのかもしれない・・・
といった不安で今更気後れしました。結局のところこれらの不安は杞憂に終わるのですが、最初の動物病院訪問が一大イベントであったことは事実です。
今にして思うと、写真を添付してご紹介できれば良かったのですが。やはり完全に動揺が治まっていなかったのでしょう。写真を撮る発想が持てませんでしたので、全く撮影できませんでした。
待合での陽菜の様子は、騒ぐでもなく寝るでもなく、落ち着いて座っていたので助かりました。待合の人が少ないおかげでもあるようです。
そして、動物病院、診察編
初めての診察
結論、緊張して待つこと15分、診察室に通してもらった私達は・・。先生たちの顔をみて安心することになります。
ここは動物を第一に考えている場所なんだなと実感します。
そして陽菜は、泣きわめくこともなく暴れるでもなく、満足そうに撫でられて症状を見てもらうことができ・・・。どうもケガではなく、皮膚炎症の可能性が高いことが判明、注射をすることに決まりました。
ちなみに、陽菜は先生や看護師さんに直ぐに懐いてしまって・・。さらに注射も全く騒がず、スムーズに必要な処置を受けることができました。逆にぐずらないことが不思議なんだけど・・というコメント付きで・・。つまりは外での聞き分けの良い賢い娘であることがわかってうれしかったです。はは、お利口さんでした。まあおそらく、今訪れている病院が自分達と相性の良い病院なんだと思いました。
以後の経過観察について
結局のところ、舐めたりすることのないように対処しばがら、2週間後に再診を受ける事になりました。
それまでの間、おなかの傷を触らないようにするため、エリザベスカラーという首周りに装着する防具のお話が出ました。ですが、事情によりエリザベスウェアという服を着る方針で決まりとなり、その場で服を購入、装着することになりました。その姿がこちらです。

帽子は関係ないです・・・。最初は袖付き(ネオジオンじゃないですよ)だったのですが、すぐに脱いでしまうので・・、

袖なしを購入しました。
肝心の、動物病院での支払い編
ということでスムーズに過ごせた動物病院ですが、肝心のお支払いについては、初診料(1500円)とエリザベスウェア(3500円)、いわゆる注射代を含めて10,000円程度でした。本音を言うと、ペット健康保険が無い状況なので、不安でしたが、このくらいは妥当な料金なのだろうと感じました。
余談ですが、20年以上前の古いお話、当時近隣の飼い主さんの不注意で、私が運転していた超徐行中”の車に”ぶつかってきたワンちゃん”が居たのです。そして診てもらうために病院に訪れたときの診察金額と比べると、5分の一ほど少ない金額で済み、そういう意味では良心的な病院だということが証明されました。(金額は先に提示されなかったので・・不安しかなかったのですよ。)
ちなみに動物病院は自由診療で料金がきまるので、言い値診療だと聞いたことがあります。それでも、完全な言い値ではないと思うのですが、周囲の動物病院との兼ね合いでも料金は左右されるのかもしれません。おそらく、地域によって変わるのかもしれませんね。私は人間ドッグや人間の健康診断専門の施設に勤めていたことがあったのですが、似たような仕組みで価格を決めていたような気がするので、そういうものなのかもしれません。
まとめ

ということで、無事に診察も終わり帰宅しました。初めての動物病院は緊張しましたが、たまたま陽菜ちゃんのお利口さん加減も相まって乗り切ることができました。一緒に住み始めて1年間は何もトラブルはなかったので、もしかしすると病院は要らないかもしれないと思っていたのですが・・。やはり、この時はやってきました。
そういう意味では、もしもの為の病院選定、移動のためのケージ、などなど、準備は必要なんだと改めて実感しました。またの機会に、再診の様子やそれまでの様子など、投稿できればと思います。