やっと入手できました。MGEXストライクフリーダムガンダムです。
他を作成中なのですが・・。急遽、素組個体を入手できたので、まずはレビューしたいと思います。素組状態で大阪・関西万博の”宇宙、そして未来に向けて”ポーズ(株式会社バンダイナムコホールディングスのパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」、実物大ガンダム像のポージング)などで可動確認します。
MGEX ストライクフリーダムガンダム(Strike Freedom Gundam)について
MGEXとは
正式名称は”マスターグレードエクストリーム(MASTER GRADE EXTREME)”といいます。通常の”MG”が外装や内部構造にこだわった”究極のガンプラ”をテーマに対し、”MGEX”はMGのテーマを踏まえつつ、BANDAI SPIRITSの高度な技術による異素材の組み合わせによるテーマをもとに「究極表現」にチャレンジする新たなブランドです。第一弾はユニコーンガンダム「究極の”発光機構」でした。
今回の第二弾、ストライクフリーダムガンダムは、「ガンプラ史上最高峰の“金属表現”」ということで、メタリック成形やエッチングパーツシールが採用されたキットとなっています。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) MGEX 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ストライクフリーダムガンダム 1/100スケール 色分け済みプラモデル
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ストライクフリーダムガンダムとは
ストライクフリーダムガンダムとは、”機動戦士ガンダムSEED DESTINY”や”機動戦士ガンダムSEED FREEDOM”にて”キラ・ヤマト”が搭乗する超高性能機体です。初登場は”機動戦士ガンダムSEED DESTINY”で、物語後半からフレーダムガンダムの後継機として登場します。
機体特徴はいくつかあります。高エネルギービームライフル、カリドゥス複相ビーム砲、クスィフィアス3レール砲、ビームサーベルにビームシールド、そして背面のスーパードラグーンと武装が多数あります。ですが最大の特徴として、本キットになぞらえると極限まで運動性能を上げるための内部フレームが挙げられます。通常のガンダム機体で確認できるグレー系の内部フレームとは異なる、ゴールドの内部フレームがそれにあたります。
キットとしてのMG系展開について
2006年12月にMGとして発売され、MG系列としては今回が第二弾になります。ですが、それ以外にもPG(パーフェクトグレード)やMETAL BUILDなどでも立体化されています。しかもその都度デザインのリファインが行われていることもあり、今回のMGEXもどのようなデザインになっているのか非常に楽しみでした。
ということで、MGEXストライクフリーダムの素組を見ていきます。
素立ポーズからわかること



少し撮影時期や角度が違うのですが、旧型MGとの比較です。(左=MGEX、右=MG)
印象ですが、細身足長の旧MGと比べて、MGEXはボリュームのある体形になっています。


前面、後面どちらも平坦な外観から、細かいディティールの外観に進化しています。

自立について、ウイング(バックパック?)を横にすれば自立できることもあるのですが、私の環境ではかなり不安定でした。そこでバンダイのアクションベース4を併用しています。
いくつかポーズを撮る

ビームライフル2丁持ちで・・。

ドラグーンを広げてみました。



関節の可動域を調べたかったので、走るポーズを取らせてみました。基本的にはどの関節も良く曲がります。壊れそうとか折れそうとか、そういった感触は全く無し、それでいて緩い関節ではなく比較的固めの感触です。
人間が走っているかのような、躍動感のあるポージングが可能です。すごい。

膝関節の限界はこんな感じです。よく曲がります。

肘関節の限界はこんな感じです。こちらもすごく曲がります。

足首の前後曲がりは普通ですがつま先がかなり曲がりますので、全体的にポーズを取らせやすく良く曲がっているのように感じます。バランスが良いということなのでしょうか。

首関節の前後スイング量はかなりあります。こちらは上向き。ボディが斜めになっていてもフェイス部分を前に向けることができます。ポージングに表情が付きますので、この辺も人間っぽい動きにつながっていると感じます。

首関節の前後スイング量はかなりあります。こちらは下向き。

本当に走っているように、・・私には見える、見えるぞ!

走り幅跳びをイメージしたジャンプ。思いっきり反らしたイメージです。腰関節の前後運動はほとんどないですが、反らしたように見えます。ウイングを背負ったままでも肩関節にあまり干渉が無いので、思い切ったポージングが可能です。

走り幅跳び着地イメージです。足を前に出すと腰のアーマー部分が干渉して制限されることが多いと思うのですが、本キットはかなり前に出せます。
腕も全体的に前に引き出せます。

肩関節の前後可動域が広いです。

2025年大阪・関西万博開催記念、実物大ガンダム像ポーズを撮る
丁度、大阪万博開催日が近いので、バンダイナムコホールディングスのパビリオンの目玉、実物大ガンダム像”宇宙、そして未来に向けて”のポージングを試してみました。

宇宙と未来に向けて手を差し伸べているイメージなんだそうです。
・・手首の方角が少し違った・・・。

片膝を立ててのポーズは、ガンプラの可動域を調べるのに有名なポーズですが、十分満足ではないでしょうか。本体がもう少し起こせれば完璧といったところでしょうか。右足の付け根が腰アーマーに干渉するのでこの辺りが限界です。

ウイングを背負ったままでのこのポーズですので大満足です。

現実に見に行ければいいのになあ・・、と思っています。
どのように塗装するか考える
塗装について、内部フレームについては何もせずに外装だけ塗装するつもりでした。この内部フレームは塗装されているものがあるのですが、写真を撮っていると思ったほど金属感が出ていないところもあるようです。なので、内部フレームをよく観察して外から見えるパーツのみ塗装しようかなと考えています。下手に内部フレームを全塗装するとせっかくの好印象な可動感を損なってしまいそうです。バラしながら考えたいと思います。
まとめ
非常に素晴らしいキットです。よく曲がるけど脆くなく、しかもポロっとパーツが落ちないし、それでいて全体のバランスも非常に良いと思いました。ほんとにすごいです。
少ない欠点を挙げるなら、一度組んだものを塗装のために分解するのが大変ということでしょうか。パーツ点数もかなり多いですし、複雑な作りです。
塗装も楽しみです。・・・が、まだ未作業の機体があるので、しばらくお預けになりそうです・・・。

今回使用したもの