では、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』、第1シーズンよりGN-005 ガンダムバーチェ素組レビューのGN-004ガンダムナドレ編です。本キットはバーチェから装甲を取り外すことによりナドレ状態を再現できます。
MG ガンダムヴァーチェ(ナドレ)について
ガンダムナドレについて
さて、先日よりご紹介している”エクシア”、”デュナメス”、”キュリオス”同様、私設武装組織ソレスタルビーイングが開発した第3世代モビルスーツ、ガンダムです。物語が進むと登場するGN-004ナドレは、バーチェの装甲をパージすることにより現れます。というよりは、ナドレに装甲を追加したものがバーチェなのですが、ナドレはバーチェと比較して軽装甲、高機動の機体となっております。
そして、最大の特徴は、量子型演算処理システム”ヴェーダ”とリンクしている機体に干渉し、制御不能状態を作り出せる”トライアルフィールド”が発動できることです。ただ、誰にでも使用できるわけではなく、ソレスタルビーイングの中ではベーダとの直接リンクができる”ティエリア・アーデ”のみに可能です。
また、外見上の特徴としては、バーチェがマッシブなフォルムであることとは対照的で、スマートな外見であり、特に頭部などから現れる長い赤い髪のような”GNケーブル”が排出されるところです。
機体特性としては汎用型であり突出した武装はないですが、おそらく先にご紹介した”トライアルフィールド”運用を前提にされているためではないでしょうか。
キットについて
時系列にしますと、2008年4月(HG)→2021年11月(MG、本キット)です。HGではバーチェ、ナドレが別々にキット化されていましたが、本MGでは両状態を完全再現されています。
まずは立ち姿から撮ります。

ヴァーチェとは正反対にスマートなナドレ。

スマートというよりかは、何も付いていないといった感じですね。

かかとが小さく、立たせにくかったです。

ヴァーチェから取り外した装甲です。かなりの量があります。

武装とGNケーブルを装備しての状態です。

なんとなく女性的なシルエットですよね。
可動域や装備品を撮ります。

首関節、上方向はバーチェとほぼ一緒。

下方向は曲がります。

横方向は、アンテナに干渉します。

腕を上げた状態です。バーチェのさらに上を行きます。

肩は胸部の一部と連動して稼働します。他の3機と同様です。

肘はここまでです。

腰関節の前屈です。ここまで稼働すると曲がる部類に入ると思います。

反らせる方向も良く曲がります。

腰の回転です。曲がりますね。


装甲が外れたことにより、胸部も良く稼働します。

コクピット付近は変わらず。

背面のGNドライブギミックが確認できます。

ちなみに、別途に太陽路が付属していました。

股関節の前後方向です。水平まで稼働します。腰アーマーが無いので関節が自由です。

開く方向もほぼ水平まで稼働します。足首横方向がかなり曲がります。

股関節は引き出しギミックがあります。

一番下まで引いた状態です。

膝関節は、ほぼ正座状態に持っていけます。

走っているポージングです。つま先が曲がれば面白かったですが、小さな足ですからね・・。

人間のような雰囲気ですね。

ジャーンプ。手のひらの固定パーツは、やはり良いですね。何気ないポーズですが、表現力があがります。
ポージングを撮ります。

GNビームライフルとGNシールドの装備状態です。

ビームライフルにはエフェクトが付いてます。(この状態では外したほうが良かった・・)

GNビームライフルは本体に比して長いです。遠距離ビームライフルということでしょうか。

GNビームサーベルは膝に収容されています。

抜刀シーン(イメージ)


GNケーブルを装着すると、首の可動が制限されますね。

バーチェのGNキャノンを持たせることができます。
まとめ
キットについて
何といっても、ナドレ状態での可動は素晴らしいです。というよりこちらを基本として、装甲を追加状態を再現しているでしょうから、こちらが本来の可動ということでしょう。
キットとしての評価は、装甲ギミックをどうとらえるかで評価の分かれそうです。が、再現度は申し分ないように思います。
あとは、塗装して4体並べるのが楽しみです。
