では、”ウェーブの1/24スコープドッグ レッドショルダーカスタムを汚して完成させます”を進めていきます。
前回までは、ばらしたり削ったり接着したりといった工程でしたが、今回からは塗装工程へと移っていきます。

ウェーブ(Wave) 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグレッドショルダーカスタム 1/24スケール 全高約19cm 色分け済みプラモデル BK-181 (ロボット)
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まずは、外装から
スコープドッグは、大きく3つの特徴があるキットだと感じています。それは、
- 丸みを帯びたグリーン外装
- 大きな武装などの装備品
- 大きなコックピット部分
と思っています。そこでまずは、その外装から塗装していきます。外装のグリーンは2色構成です。

ちなみに下地は・・
と、その前に、下地はガイアノーツのエヴォブラックを使います。・・いつもの事なのですが・・。


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塗装に明暗を付けたい時、下地が黒いと雰囲気がぐっと良くなります。

おそらく、今回のように汚したい場合は適任の下地です。また、この下地を作っておくと、上手に説明できないのですが、この後の着色塗料がきれいに付着しているように感じます。(落ち着いた感じになります。)
メインカラーその①、エヴァダークグリーンを使う
今回のキットで使用する塗料は・・・。特徴的なグリーンを表現するために、ガイアノーツのエヴァンゲリオンカラーシリーズを使用します。
以前にも、エヴァレッドやエヴァナイトパープルを使用したことがあります。実はお気に入りの塗料シリーズです。心なしか実在するかのようなリアリティーが増す雰囲気が出て大好きです。

まずは、エヴァダークグリーンです。設定では濃いグリーンの箇所に使用します。”濃い濁っている”をイメージした色選択です。

パーツの広い面を比較的明るく吹き付け、端やディティール付近は暗く吹き付けていきます。かつ、立たせたときに上に来る部分を手前にして塗料を吹き付ける意識も混ぜながら塗装しています。そうすることで、光に当たる上の方が明るい雰囲気になります。

ちなみに、外装裏面は薄く吹き付けて暗い仕上がりにしています。かといって、真っ黒にならないように薄く着色しています。

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メインカラーその②、エヴァライトグリーンを使う

次に、エヴァライトグリーンです。明るいグリーン部分に使用します。とはいえ、設定画や説明書画像のライトグリーン部分は個人的にはおもちゃ的な雰囲気を感じていたので、”明るい薄い”というよりは、”濃くない濁っていない”をイメージした色選定にしました。

ダークグリーンのパーツより小さなパーツが多いです。ですが、凹凸の量などディティールがあるパーツが多いため、エアブラシの吹付をこまめに強弱しています。ちなみに、今回はトリガー式を使っているので、具体的にはパーツとの距離をこまめに調整しています。

ライトグリーンとはいえ、塗布する量が少ないと暗くなりすぎてしまい、ダークグリーンとの差が感じにくくなります。そこで、面の中心などの明るく塗る部分を特に明るく着色できるように多く塗布して、ダークグリーンとの雰囲気が変わるように努めています。・・・そのつもりです。

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エヴァダークグリーンとエヴァライトグリーンを比較してみる

ということで、エヴァダークグリーン(画像右側)とエヴァライトグリーン(画像左側)の比較です。

境目にカッティングシートを入れて、その差をはっきりさせてみました。
ちなみに裏テーマとして、ガンダムに登場するいわゆる量産型ザク(ザクⅡ)をイメージにはしているのです・・。
今回のまとめ、次は・・
ということで、今回は特徴的なグリーンの外装の塗装がひと段落しました。設定とは少し異なる配色ですが、このまま進めていきたいと思います。次回は、武装や一部の内部フレームなどを塗装していきます。そして、その後はコックピット部へと続く予定です。
ちなみに、設定とは違う雰囲気にするため、シルバー系統の色などで塗装していきたいと思います。