素組レビューからかなりの時間が経ってしまったのですが、やっと塗装まで完了しました。MG、ガンダムVer3.0です。
実は、作業中は、ハンドパーツ(エモーションマニピュレータ)の破損を補修してみたり、デカールの浮き上がりを補修したりといったことがありましたが何とか完成できました。
ちなみに本キットはRX-78-2ガンダムのMG版であり、多種類のキットがあるRX-78-2ガンダムMG版の中で、比較的新しいキットになります。(とはいえ、発売は2013年と10年以上前ですが・・)
まずは素立ち、武装から撮ります。
外観から・・

真っ白なガンダムではなく、少ーしだけ現実的な・・、リアルよりな・・・、というカラーリングにしてみたかったRX-78-2ガンダム。ですが、青、赤、黄色のトリコロールは維持したい。そこで今回の塗装、”連邦の白い悪魔”にふさわしいカラーリングになっていればうれしいですが。
白い部分が3色に分けられているのですが、白以外はグレーを濃く調色しました。
(使用した塗料は最後に記録します。)

やはりなんといってもバーニアが凛々しい!個人的に大好きなバーニアは金属感でてますかね?
ヘリウムコントロールコアはイエローとオレンジを混ぜてます。(半々)

基本的には、サーフェイサーをエヴォブラックにして、明るくなりすぎないようにしてます。
ちなみにフレームと武装以外は、艶消しクリア処理です。
そして、フレームはガンクロームメタリック、そして、外装白、青、赤、黄色は艶消しクリアでコートしています。
武装など

まずはビームライフルについて、武装の濃い部分の配色は、メタルブラックです。そして、薄い部分はガンクロームメタリックです。ちなみに、フォアグリップとスコープは稼働します。

そして、もう一つのメイン武装、ハイパーバズーカについてです。まずは、グリップが稼働します。ちなみに砲身(筒の中)はエヴォブラックのままです。

シールドについて
赤は、シャインレッドとキャラクターレッドの調色です。(20:80)

シールド裏はメタルブラックとホワイトの塗分けです。

ビームサーベルです。

コアファイターです。

・・・・、アムロを塗るのを忘れてました・・・・。
可動域について撮ります。
各部関節
素組レビューで可動確認してませんでしたので、まずは首関節から。

上方向は標準的にスイングします。めちゃくちゃ上がるわけではないです。

下方向、必要最小限といったところでしょうか。やや少なめのイメージ。

横方向は一周します。

肩関節上下方向は、回転なしで腕が上がります。すごいです。

肩関節前後方向は、こんな感じです。引き出せます。

肘関節は、ほぼ満点です。

腰関節前可動です。ちょっとだけ動きます。腰の中にコアブロックが入る仕組みなので、前後には曲がりません。

腰関節後ろ可動。

腰の回転方向。こちらは普通に稼働します。

コックピット付近の可動です。あと、ハッチはスライドします。

バーニアは4基、内部にクリアーパーツがあります。バーニア内側はメタリックブルーです。もう少し凝るべきだったと後悔・・。

股関節前後方向です。水平まで曲がります。足首の前後方向可動は普通で、つま先が稼働します。

股関節開く方向もほぼ水平まで曲がります。(横の腰アーマーが干渉します。)足首の横方向はあまり稼働しません。

膝関節は、ペタンとまではいかないですが、ほぼ180°曲がります。ちなみに太ももはスライド装甲です。
全体的な可動表現について

ジークアクスのように走るポージング。
足首とつま先の組み合わせで、地面を蹴っている様子ができます。

ジャンプポーズです。肩関節のおかげで、どんなポーズもできそうです。なんだかんだ言って、トータルな可動による表現力は大きいです。

せっかくなので、大阪・関西万博万博のガンダム像ポージングです。(EXPO2025)
合格点ではないでしょうか。上体が完全に起こせてないのは、腰アーマーと腰関節の制限です。
この辺りはコアブロックシステムがない1/144キット群が有利だと思います。
ポージングを撮ります。
ハンドパーツ(エモーションマニピュレータ)について

正直に欠点と感じることを申し上げると、ハンドパーツ(エモーションマニピュレータ)です。私のキットは、ハンドパーツだけでシールドは支えきれませんでした。指も脱落してしまいましたし・・。また、手の大きさと全体のバランスが少し悪いです。Ver2.0はアニメ調ということもあり違和感を感じなかったですが、本キットには似合わない感じです。(最近のMGでは廃止しているようですね。)
全身を使ったポージングについて

肩関節が良く動くおかげで、ビームライフルの両手持ちが可能です。

リックドムを後ろ射ち。・・・のようなポーズ。振り向けます。

ハイパーバズーカとの2丁持ちです。

ビームサーベルを抜けます。ガンダムでこれができるのはうれしいです。

ビームサーベル引き抜きました。膝立ちが余裕で再現できるのは、いろいろとポージングには有利です。特に、ガンダムのような地上戦イメージもあるキットでは。

肩が角度をつけて上がりますので、何気ないポーズも大きく見えるような気がします。

ハイパーバズーカのグリップは角度が付きます。肩乗せ可能です。

ハイパーバズーカは重くてハンドパーツだけで支えきれませんが、肩乗せで対応しました。結果的に自然な感じが出てるような気がします。(・・と思うことにします。)

アクションベースとのジョイントは、キット付属物は使用していません。私の環境ではこの角度では脱落してしまいました。

ツインアイ等のクリアパーツは塗装してないです。LEDユニットが同梱されている拡張セットを入手する予定だったのですが、できませんでした・・・。残念です。これは機会があれば試してみたいと思います。
まとめ
機動戦士ガンダムについて
初回のTV放映は1979年4月です。個人的なことを言うと、私が機動戦士ガンダムを初めて知ったのは、小学低学年の時に読んだ劇場版のアニメ(フィルム)コミック?でした。当時は内容がわからなかったですが、ガンダムとセリフのやり取りがかっこよかったのを鮮明に覚えています。
作品の内容としては・・・。
増えすぎた人口の移民先として宇宙へ進出した人類の居住地「スペースコロニー」、その都市群の一部であるサイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑みます。
物語は、中立のサイド7に住む少年「アムロ・レイ」が、偶然、地球連邦軍の新型モビルスーツ「ガンダム」を操縦することになるところから始まります。そして主に「アムロ・レイ」や、彼が搭乗することになる新造艦「ホワイトベース」のクルー視点で物語は進み、彼やその仲間達の成長や苦悩が描かれる作品です。
2025年5月現在、下記にて視聴できます。
https://amzn.to/3F2NRIgキットについて
昔のガンプラ購入について
そういえば、再放送当時も、ガンプラを購入するのは発売日に並んでいたということを覚えています。私は並んで購入することはできなかったのですが、でも、何年たってもなかなかガンダムは購入できなかったんですよね。近隣のマーケットの2階に陳列されているのは、量産型ザク、グフ、ボール、ムサイ、マクロスシリーズのデストロイドシリーズや、他にもあったと思いますが・・・・、なんせ主人公機は無かったですね。
初めて1/144ガンダムを購入できた時はうれしかったですが、組み立て中に両足をつなぐジョイントが折れてしまって・・・。悲しい思いをしたことを思い出します。ほかにも、作ったら真っ白だったことに少しがっかりしたり、アニメのようなポーズを取れないことを残念に思ったり、・・でも、自分の手のひらにガンダムがあることがうれしかったり。
RX78キットについて
現在まで、何回もRX78-2ガンダムの歴代キットは作りましたが、そのたびにその当時のことを思いだしている気がします。(足と股関節をつなぐジョイントでは、いまでも深呼吸してしまいます・・・。)
皆さんはいかでしょう。同じような思い出がありませんか?
先ほどのお話の続きではありませんが、股関節が固定されている旧キット1/100からは考えられないほど稼働します。(もちろんですよね。)・・冗談は置いておいて、MG-Ver3.0ともなれば当然なのかもしれませんが、ディスプレイさせるための可動は問題なくできると思います。肩は上がりますし脚も稼働する。パーツ分割も塗装には最適です。
ですが・・、欠点もあります。
腰はコアブロックシステムを再現したために稼働を制限されていますし、ハンドパーツは正直不要な全可動となっているため大きくなりすぎ、サイズ感と固定感に多少の不満を感じます。(トータルの可動域では、MGのORIGIN版のほうが良いかもしれませんね。)
ですがこれは、発売から10年以上たっているキットへの感想です。近年の他キットなどの良いものを見ていますし、いまでは1/144RGのVer2.0も発売されていますし、どうしてもそうなりますよね。

本キットの評価は?
この1/100MGの最大の良いところは、写真では伝わりにくいですが・・、サイズの満足感です。手に取ったときの重さや、動かしたときの可動感など、1/144サイズとは違った魅力が伝わってきますよ。
それと訂正ですが、前回のデカールのリタッチ作業とでもいいましょうか・・、表面にマークセッターを塗布した対応ですが、1日以上乾燥して確認してみると、またまた少し浮き上がったような箇所が出てしまいました。結局、このキット付属のデカールは扱いが難しいんだと改めて思いました。次回からは、ギリギリまで余白をカットして使用するか、黙って水転写式デカールで代用することにします・・・。
使用した機材、部材について
自分用のメモも兼ねて、一覧作ることにします。
塗料について
- 塗料について
- サーフェイサー=ガイアノーツ サーフェイサー エヴォ ブラック
- ホワイト系統3色
- Mr.カラー GX クールホワイト、ニュートラルグレー、明灰白色1でそれぞれ調色
- ブルー系統2色
- レッド系統2色
- イエロー色=Mr.カラー オレンジ (橙)、黄橙色で調色
- フレーム=Mr.カラー ガンクローム メタリック
- 武装のブラック部=Mr.カラー メタルブラック メタリック
- バーニア=Mr.カラー スーパーメタリック2 スーパークロームシルバー2+メタリックブルー(内部)
- ビームサーベル=Mr.カラー 蛍光ピンク(根元はホワイトでグラデーション塗装)
- Mr.カラー スーパークリアー つや消し
- Mr.カラーうすめ液 (特大) 400ml
ツールについて
- エアブラシ関連
- RAYWOOD PROFIX NITRO-COMP V1 ニトロコンプ オイルレスエアコンプレッサー
- RAYWOOD PROFIX AIR-SYSTEMS エアブラシ用エアータンク
- タミヤ エアーブラシシステムシリーズ No.10 スプレーワーク HG トリガーエアブラシ
- タミヤ(TAMIYA) エアーブラシシステム No.8 ペインティングブースII シングルファン 塗装ブース
- ニッパー
- 3.peaks 模型プロ 片刃プラニッパ MK-02
- タミヤ(TAMIYA) クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用)
- やすり
- ゴッドハンド(GodHand) エッジ出しヤスリ プラモデル用工具 GH-ES-90
- ウェーブ ホビーツールシリーズ ヤスリスティック SOFT-2 細型 #1000
- タミヤ メイクアップ材シリーズ No.69 タミヤコンパウンド 細目
- タミヤ メイクアップ材シリーズ No.70 タミヤコンパウンド 仕上げ目
- その他作成ツール
- ウェーブ パーツオープナー HT196
- タミヤ クラフトツールシリーズ No.118 カッティングマット A4サイズ
撮影機材について
- 撮影機材
- Nikon デジタル一眼レフカメラ D5200 ダブルズームキット
- Nikon リモートコード MC-DC2
- NiceVeedi 2パック撮影用ライト
- ピノスタジオ 撮影用背景シート
- PULUZ 電動ターンテーブル
- アクションベース4 クリア プラモデル