先日、MGEXストライクフリーダムガンダムを作成していたのですが、ふと思ったのです。どうせならジャスティスと並べたいな・・と。そこで、よーく思い出してみると、ずいぶん以前に購入して素組していたんですよね。ということで、押し入れから引っ張り出してきました。ということで、インフィニットジャスティスガンダムの素組レビューします。
確認すると、いくつかビームエフェクトパーツを紛失していたのですが、これも塗装してみようと思います。で、今回は、可動範囲などを確認してみました。
MG インフィニットジャスティスガンダム(∞ Justice Gundam)について
インフィニットジャスティスガンダムについて
ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダムは、ZGMF-X09A ジャスティスガンダムの後継機で、アスラン・ザラ搭乗の機体です。ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダムと同様、ハイパーデュートリオンエンジンを搭載しており、極めて高性能な機体です。
誤解を恐れずに言うと、ストライクフリーダムガンダムが高出力射撃系だとすると、インフィニットジャスティスガンダムは近距離格闘系の機体で、最大の特徴は、単体での行動が可能な高機動ユニット”ファトゥム-01”を背面に装備していることです。これは行動自由度が大きく、戦場を縦横無尽に駆け巡ることが可能なモビルスーツとなっています。
キット展開について
2005年10月にHG版、2008年10月にMG版が発売されています。本投稿のキットはMG版です。
現在は、「機動戦士ガンダムシードフリーダム(SEED FREEDOM)」に登場するインフィニットジャスティス弐式がHG版で発売されているようです。
意外と種類が少ないんだと感じてしまいました。・・大好きなのに・・。
まずはMGインフィニットジャスティスガンダムの素組より、素立ポーズを撮る

まずは、本体単体からご紹介。やはりSeed系機体らしく、スマートな足長スタイルです。

次に背中には、ファトゥム-01を装備するため接続部があります。これにより上下にスイングできます。

当時の記憶としては、ディティールもパーツ分割もすごいと思ったのですが、デュナメスやMGEXを見た後では物足りなく感じてしまいますね。

続いて、ファトゥム-01単体です。

ギミックは後程。

そして、背面にファトゥム-01を装備した状態です。実はこの状態で一応自立はできましたが、念のためアクションベースを使用しています。

これだけでも、迫力満点ですが、とりあえず翼は折りたたんだ状態です。

横から見ると、意外と薄いことがわかります。

それから、ビームライフル(MA-M1911 高エネルギービームライフル)とシールド(MX2002 ビームキャリーシールド)を装備させた状態です。


そして、こちらの画像は、付属品です。実は、数本のビームエフェクトを紛失してしまいました。
また、ファトゥム-01単体をディスプレイさせるためのジョイント、同装備状態をディスプレイさせるためのジョイントが付属しています。
次は、稼働やギミックをご紹介します。
MGインフィニットジャスティスガンダムの可動域、ギミックを撮る

上向き

下向き

横向きです。もう少し上に向ければ・・・。


続いて肩関節。前に引き出せます。後ろへは引き出せません。

腕の挙がり具合はこんな感じです。もう少し上がれば・・。

肘はすごく曲がります。隙間なし。

腰関節、前屈。曲がっているとは言えない程度の微量。

反らす可動は腰上の関節が曲がります。(色違い部)背面にストッパーがあり、背負い物をしても重量で傾かないようになっています。


上半身の関節を組み合わせて。腰が良く回転しますので、ひねり動作は得意です。

続いて脚部可動。まずは股関節の前後可動です。前へは曲がりますが、後ろへは後腰アーマーで止まってしまいます。

膝関節と、足首付近の関節です。膝関節の最大稼働です。折れ曲がりはしないのですが、必要十分にまがります。ちなみに、太もものスライドギミックあり。

膝立ちポーズです。左足首は手前引き動作の最大可動。右足首は伸ばし動作最大可動。

股関節開き具合です。サイド腰アーマーに可動拡大のギミックがあって、右足はそのギミックを生かして最大に跳ね上げた様子。左足はアーマーギミックを使用しないで足を上げた様子です。かなり挙がります。すごい。


股関節にはもう一つギミックがあって、股関節基部を広げることができます。さらに足が挙がりますが、どちらかというと足を真横にした時の飛び出し量を増やすイメージです。

例により、走っているシーン。




ファトゥム-01のギミックです。右半分は展開状態、左半分は折りたたみ状態です。翼とエンジンユニットが連動します。

つかめるようになっています。
MGインフィニットジャスティスガンダムの素組ポージングを撮る

空を飛ぶ。

ディスプレイ用のジョイント台座が付属しています。ファトゥム-01を支えるように接続します。

2本のMA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル。

MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベルは連結して、アンビデクストラス・ハルバードとして使用可能。

連結は別パーツのジョイントを差し替えて行います。ちなみに、手に持つ武装はすべて手のひらの凹凸により固定します。

MX2002 ビームキャリーシールドを展開。





「この、馬鹿野郎!!」のシーンを再現したいです。これが一番好きです。

RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメランです。

EEQ08 グラップルスティンガーです。ピントを合わせ間違えましたね・・・。
MGインフィニットジャスティスガンダムの素組のまとめ
機動戦士ガンダムシードデスティニーについて(注、少しネタバレあります。)
それぞれの正義について
2004年からの放送で、当時は議論があったようです。特に当初の主人公であったシン・アスカが、物語中盤以降、交代したかのように見えたため、様々に意見が分かれたことは有名なお話です。
個人的にどう思うかはさておき、私はシンもアスランもキラも、シャアも・・いや、デュランダル議長も大好きです。
で、もともと「ガンダム」は各陣営の信念や正義がぶつかり合う作品ですが、この「シードデスティニー」については、特にそれぞれの正義がぶつかり合う作品だったと思います。家族を失ったことから”力を手して守る”シン”、過去の後悔からこれ以上の”争いを避けたい”キラ”、過去の後悔から”分かり合いたい”アスラン”、誰も傷つかない運命を与えたい”デュランダル”、それぞれがそれぞれの正義をもってぶつかります。皆さんはどう感じましたか?
アスランとインフィニットジャスティスの見どころでについて
最終的に、再び正義の名を持つモビルスーツに搭乗するアスランですが、当初は様々なことに苦悩、葛藤し、SEED時代のようなスーパーエース級の活躍は見られなかったような気もします。ですが、インフィニットジャスティスの登場とともに、自分の信じる正義に突き進むのです。
インフィニットジャスティスの見せ場としては・・・・。(HDリマスター版)
一つ目は、PHASE42「自由と正義と」にて、ケガをしているアスランがインフィニットジャスティスで再出撃していくシーンですね。「遠雷~遠くにある明かり」の曲に乗って飛び立っていくところは鳥肌が立ちました。まさに、アスランが迷いを振り切るシーンですよね。
二つ目は、PHASE50「最後の力」にて、シン・アスカ搭乗のデスティニーガンダムとのシーンです。「この、バカヤロウ!」の蹴り(グリフォン ビームブレイドによる攻撃)ですね。いろいろと象徴する場面だと思います。
キットについて
発売当時のMGキットと比べると、脚の挙がり具合が抜群に優れています。格闘系の機体ということもあり、ポージングと稼働域の相性がマッチしていると思います。
できれば、進化したインフィニットジャスティスを見てみたいと思ってしまいますね。
可動させている様子を動画にまとめました。