最近まで初心者だったから言えるガンプラを作成する道具について②(切る切断する削る編②~ヤスリ)
引き続き、切ったり削ったりするツールのご紹介です。地味に見える作業ですが、おろそかにすることはできません。いろいろな道具を使いましたが、値段の高い物や人気のあるものはそれなりに理由があり、何より時間短縮できておすすめです。今回は削る関係を・・。
削ると言っても、たくさんの目的があると思います。大きく削って形を変えたい、小さく削ってスムーズに動くようにしたい、薄く削って平面にしたい、スジボリしたい、削り跡をなるべく消したい、等々。切る切断すると違って、多種多様な要求があるので、本当に多くのツールが存在します。正直、万能なツールは無いです!作業特化のツールが多いです。
その中から厳選するのは正直難しいと感じておりますが、初心者から始めるにあたって、技術向上していくにつれて興味を持つ道具を順にお伝えできればと思います。
①ゲート処理関係(ヤスリスティック)
私が小さいころ、ヤスリは紙やすりでしたが、今はこのヤスリみたいです。使いやすくきれいに削れます。ただ、自分は少ない時間を利用して作業をしていますので、大変煩わしく感じることもあります。番数を変更して削っていくからです。ですが、そもそも、エアブラシ塗装でサーフェイサーを使用するようになってから、角を出す、面を出すことのほうが重要な気がしたので、今は下の3種類を使用しています。
②ハセガワのモデリングファイル(精密やすり)セット
様々な形状がある、スティック状のヤスリ棒です。サクッと大きく削れます。これが一番です。何より固いので使いやすいです。安定して削れます。これが一番です。
③スクレーパー(Funtec ファンテック 面出しスクレーパー (タングステンカーバイト) プラモデル用工具 MS-P、Funtec ファンテック 超硬スクレーパー (タングステンカーバイト)CS-P)
デザインナイフは引いて使用しますが、こちらはスライドさせて使用します。少しコツがいるのですが、細かく”辺”をきれいにしてくれます。
④エッジ出しヤスリ(ゴッドハンド(GodHand) エッジ出しヤスリ プラモデル用工具 GH-ES-90)
辺の角を削れば面も修正しなければいけません。そうなると、一気に面を削りたくなり、こちらの製品に行きつきました。持ちやすいしきれいに削れます。ただし、問答無用で削りますので、削り個所を選びます。力の入れようや角度のつけ方が慣れてくれば、便利なツールとなります。
⑤きれいに掃除するブラシ(タミヤ(TAMIYA) クラフトツールシリーズ No.78 モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ プラモデル用工具 74078)
削りカスって出るのです。削れば削るほど・・。最初は息を吹きかけて飛ばしていたのですが、こっちのほうが断然きれいに粉を飛ばせます。咳も出ません!
なんだかんだ使用すると、自分に合ったツールというのが出てきます。私は、選別するとしたら、ハセガワの棒ヤスリツールと、ゴッドハンドエッジ出しヤスリでしょうか。たいていの作業はこれで済ましてしまい、塗装します。
⑥コンパウンド(タミヤ メイクアップ材シリーズ No.70 タミヤコンパウンド 仕上げ目 22ml 模型用研磨材 87070、タミヤ メイクアップ材シリーズ No.69 タミヤコンパウンド 細目 22ml 模型用研磨材 87069)
削るとはいかないまでも、磨くツールがあります。透明なパーツ(クリアパーツ)をきれいにするツールです。綿棒やキッチンペーパー、ティッシュでこするように磨きます。そうすることでピッカピカになります。また、塗装なしの成型色で仕上げるときに使ったりします。きっちり拭き取らなければいけないですが、効果は絶大です。
次回は、その他の便利ツールをご紹介します。
最近まで初心者だったから言えるガンプラを作成する道具について③(その他便利ツール編~デカール貼り、スミ入れ、等)
最近まで初心者だったから言えるガンプラを作成する道具について③(その他便利ツール編~デカール貼り、スミ入れ、等)