MG 1/100 シナンジュ Ver.kaを塗装作成する(シリーズ記事3/5)
引き続き”MG シナンジュ Ver.ka”の作成です。ところで、前回、ABS樹脂に手間取ってしまいましたが、気持ちを切り替えて”エングレービング”をどうするか考えていきたいと思います。一番の問題として、一つのパーツ上に異なる色が複雑に隣接していることで、これではエアブラシでの吹付では混ざってしまうことです。ではということで、パーツの塗分け方法を調べてみました。

パーツ塗分けには方法が複数ある
まず、色々調べていたのですが、一つのパーツの中で分割して塗分ける場合、いくつか方法があるようです。そこで、今回に適したものを探していきたいと思います。
マスキングテープを使用し、隠して着色をコントロールする方法
第一に、一般的な方法みたいですが、着色したくない箇所にマスキングテープを貼り、全体的にエアブラシ塗布を行い塗りたい個所(マスキングテープを貼っていない箇所)を着色する方法です。パーツ全体を1色で着色し、重ねて2色目を塗るのですが、今回は複雑な形状のため、マスキングテープで表現することは難しいです。この方法はやめたいと思います。
そもそも塗り分けたい部分でパーツ分割を行い、個別に塗る方法
第二に、かなりの高等技術と感じたのですが、パーツを分解できればエアブラシ塗装も簡単ですよね。でも、パーツ分割できる箇所とできない箇所があると思います。そもそも、簡単な形状ならデザインナイフ等でチャレンジしたいですが、今回の形状は曲線が多く無理だと判断しました。
今回試してみるのは、ラッカー、エナメル塗料の性質を利用した塗分け方法
第三に、塗料には、ラッカー、エナメル、水性、アルコールなど、様々な性質があります。そこで、この違いを利用して、特定の塗料のみ消す方法で塗分ける方法(重ねて塗布したものを消す方法)があります。
詳しく説明すると、ラッカー塗料の上にエナメル塗料を重ね塗り、不要なエナメル塗料を溶剤で消していく”スミ入れ”で使用する方法の応用です。さらに今回は、パーツの凹凸を利用してふき取りやすいのでこちらの方法を採用したいと思います。実際に金色部分がかすかな段差で盛り上がっているためです。
ガンプラマーカーを利用して細かい箇所の部分塗装をする方法
ちなみに、今まで細かい塗分けはこちらの方法を採用していたのですが、面積の少ない部分をガンプラマーカーで塗る方法です。手軽にできるのでお勧めですが、何をどうしても塗りムラが発生しやすく、トップコートを塗布するとガンプラマーカーの塗料を溶かしてしまうこともあり、今回は除外したいと思います。でも、ほんとに手軽に仕上げる場合は有効な手段だと思っております。
早速作業を始めたいと思います。
まずはゴールドの塗装

まずは、エングレービングパーツをゴールド一色に塗装します。ちなみに、GSI クレオス(GSI Creos) GSIクレオス Mr.カラー スーパーメタリック2 スーパーゴールド2 10ml 模型用塗料 SM202を使用しました。

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エナメル塗料で、フラットブラックを塗布する

ゴールドの上に、黒色を塗布していきます。塗料は、TAMIYA エナメル塗料 XF-1 フラットブラックです。エナメル塗料をエアブラシで使うのは初めてだったので、希釈率を試行錯誤しました。最終的に塗料:溶剤=1:0.4ぐらいになりました。溶剤も専用の物を使用します。スミ入れ溶剤を利用しました。少ない塗料で着色できた印象があります。

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ゴールド表現させたい個所を、溶剤でふき取る。

綿棒などの細いもので、エナメル塗料溶剤を含ませて拭き取ります。あまり含ませると垂れてしまうので注意が必要です。パーツの凹凸で、凸部分をふき取るイメージです。この方法の一番良いところは、もし、拭き取りすぎても、再度フラットブラックを塗布すれば、やり直しができますので安心して作業できます。下の左画像は綿棒で消しすぎた様子、下右はエナメル塗料で消しすぎた個所を筆でリタッチした様子です。


と、自分でも意外なほど簡単にできました。やはり、何事も試してみるべきですね。ただし、時間のかかる作業です。作業される場合は根気よく行いましょう。
次回は・・・・。
次回は残りのパーツ塗装と、デカール貼り、トップコートと作業を進めていきたいと思います。

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シリーズ記事
エナメル塗料を使ったスミ入れについて
MGシナンジュその1/5記事
MGシナンジュその2/5記事
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MGシナンジュその5/5記事
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MG ユニコーンガンダムVer.kaその①
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