ペット

mirutoの全自動スマートトイレ「Lala」を徹底レビュー!従来の猫トイレより快適になるのか?慣れてもらうコツとは?(2/2)

本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  1. HOME >
  2. ペット >

mirutoの全自動スマートトイレ「Lala」を徹底レビュー!従来の猫トイレより快適になるのか?慣れてもらうコツとは?(2/2)

さて、前回は最近の競合各社の自動猫トイレレンタルサービスの比較や、その導入へ至る過程などについて体験談を交えてお話したのですが、今回はmirutoの全自動スマートトイレ「Lala」(ミルトのララ)をしばらく使い込んだ機器のレビューや、我が家のニャンズが自動猫トイレを使うようになるまでの観察や工夫の様子を振り返りつつ、「本当に従来の猫トイレより快適になったのか?」、このあたりについてまとめてみたいと思います。

さてさて、自動猫トイレを紐解いていきましょう。

本記事は前回記事の続編で、前回同様、株式会社アドレア様からアフィリエイト提携の依頼を受けて作成しています。ですが、商品提供や原稿料は受けておらず、実際にレンタル契約して使用した感想を率直に掲載しています。本記事内のリンク経由でお申し込みがあった場合、当サイトに成果報酬が発生します。そういうわけもあり、「Lala」ねこ砂定期便契約にお得なクーポンコードをお預かりしております。ご興味のある方やお家での導入に迷っておられる方など、この機会にぜひぜひご検討くださいませ。

クーポンコード:negooe-myanP4

さらにお得ポイント!(先着2,000名が対象)

”おかげさまで3周年記念”、とのことで「先着2,000名限定」で
自動トイレ新規レンタル者全員に、モニタリング自動給水器が無料で使えるキャンペーンを実施中です。

詳しくは、専用ページ↓でチェック!

それでは、miruto全自動スマートトイレ「Lala」を、やってみせ、言ってみます。Vol.2!

前回記事、申し込み方法や、レンタルサービス比較等はこちらです↓

そもそも、猫トイレの評価ポイントはどこ?現在までの進化の軌跡をたどってみる

そもそも、猫トイレにとって何が便利で、何が重要なのだろう…。これについて知るためには、猫トイレの進化の歴史にヒントがあるのかもしれない…。という事でその歴史について、ポイントを絞って振り返ってみましょう。

ずばり猫トイレの歴史は、猫砂の進化の歴史だった

我が家のニャンズは2匹、雄と雌の雑種(いわゆる日本猫と呼ぶのでしょうか?)です。そして、お外には出ない完全室内生活のニャンズです。ですが、昔の状況はどうやら事情が違ったようです。

  • そもそも外で飼う前提で、トイレを外で済ませていたため、猫砂という概念は無かったようだ。
  • そして室内で飼うようになり、暖炉の灰や土や砂利を利用、これが猫砂の始まりだが、ニオイや衛生面で難があった。
  • 1940年代に鉱物系の猫砂の誕生で進化。
  • 1950年代には固まる猫砂の原型が誕生する。
  • 1980年代になり、おからや紙、木材などの猫砂が開発され、以降もごみ処理にも配慮された猫砂が登場する。現在につながる猫砂の誕生である。
  • 1990年代になり、消臭に特化した猫砂が誕生し、大きく普及していった。
  • 2000年代以降は、液体を透過してシートで吸収するシステムトイレの登場により、更に選択肢が広がる。
  • 近年は従来型の固まる猫砂も消臭・抗菌・軽量化・健康チェックなどの面で高機能化している。

といった感じで現在の状況に至っているようです。今でこそ室内飼いが多くなっていると聞きますが、猫砂の進化のおかげなのかもしれませんね。ちなみに私は、おから・ベントナイト混合タイプ(ミックス猫砂)を使用しており、人間的には消臭能力に優れている点を評価しており、特に不満が無く過ごしておりました。

では自動猫トイレの進化は、どのようなテーマで進化していき、現在に至るのか。製品選びに重要なポイントとは?

そして今回の本題、自動猫トイレの歴史についても調べたのですが、意外と歴史が古いようです。

  • 1950年頃の固まる猫砂の成立→「排泄物を処理しやすくする」という猫自動トイレ根本の発想はあった。
  • 1960年代には、自動猫トイレという発想も存在しており、構想が練られていた。
  • 1990年代、レーキ式(熊手方式)が実用化される。固まる猫砂を基本として選別するという考えで商品化される。
  • 2000年代、回転、ふるい分け方式、システムトイレなど、「確実に選別する」という思想のもと、猫砂の進化による固形化による選別能力の向上で進化する。
  • 2010年代、状況把握するためのセンサー機能の向上による安全性の進化が見られ、猫砂進化に対応した排出機能が進化する。「安心して自動化する」
  • 2020年代、「個体識別を基本としたデータ化による体調管理」というスマートトイレへと進化

現在では、「排泄から猫を見守る」という時代のニーズに合わせた多機能化を遂げているようです。

ここまで見てきて、あらためて猫トイレや自動猫トイレにおける重要な基本機能として押さえておきたいポイントは、

① 排泄物の選別・分離能力
② 排泄物の隔離・消臭能力
③ 猫に対する安全性

であることは間違いないようです。
また、今後はこれらに加え、猫の健康管理能力も増えていくことになるのでしょう。(なりつつある)

最大の問題、「猫が使うかどうかは分からない問題」に挑む

前回記事で、「高価格化」と「猫が使うかどうかは分からない問題」が自動猫トイレの普及速度を鈍らせている的なことを申したのですが…。

前回記事↓

高価格化に対しての回答は、前回の記事にてレンタルサービスの普及により進化中です。その一方、もしかすると最大の問題は「猫が使うかどうかは分からない問題」かもしれません。

これは、ある意味では猫用品の宿命です。どれほど高機能で、飼い主にとって便利な製品であっても、実際に使うかどうかを決めるのは猫です。数百円のおもちゃなら使ってくれなくても諦めがつきます。しかし、数万円する自動猫トイレとなれば話は別。高価だからこそ、買ってみるまで猫との相性が分からないという「不確実性」が、購入の大きなハードルになります。

ここではまず、今回のmirutoの自動トイレ「Lala」導入に際して、我が家の2匹のニャンズが使ってくれるようになるまでの詳細を追っていきたいと思います。

猫トイレ移行の一般的なコツ、注意点

そこで前回のおさらいですが、猫トイレ移行の一般的な注意点をあらためて確認しておくと、

  • 今までの猫トイレをすぐ撤去しない(併設して、新しい猫砂を半分ほど入れたり工夫する)
  • 最初は自動清掃をOFFにする(音を出して動いている様子を見せない)
  • 使用済み猫砂を少量混ぜる、あるいは、今まで使用していた猫砂を使う
  • 猫が近づいても無理に入れない
  • 慣れてから自動清掃をONへ
  • 多頭飼いでは猫ごとに反応が違うので、それぞれの観察が重要になる。

などがあげられるようです。

ここで普段のニャンズの様子から、適応能力を予測してみる

我が家のニャンズ紹介も兼ねて、分析してみます。

なぎ
なぎ

2歳の男の子で、譲渡元からは「この子はかなりのやんちゃで大変ですよ」との忠告を受けていた子です。ですがふたを開けて我が家に来てからは、自ら進んでなんでも一番に実行する行動力のある子(…やりすぎる子💦)といった印象です。
ただ、それとは裏腹に、実はさみしがり屋でビビりです。いざというときは少々難しい子ではありますが、基本的には適応能力が高い子です。
おそらくは、一番に自動猫トイレを使用するのはこの子です。ですが、無理に移行を進めて機嫌を損ねると、一生近づかなくなる可能性がある子でもあります。ですので私が猫砂整備に努めているところを見せて、興味を引いていきたいと思います。ちなみに、便の状態は適度に水分を含んだものが多いです。

ひな
ひな

2歳の女の子で、まあまあの超ツンデレ娘です。(なんのこっちゃ…。)あえて言い方を変えると、警戒心が強くしっかり周囲の様子をうかがいながら、じっくり物事を進める子です。1人の時間を大切にする子でもあり、活発な雰囲気はありません。ですが、何かを決意?すると一直線に進んでいく行動力を見せる一面もあります。
おそらくは、自動猫トイレ移行に時間がかかるのはこの子です。おそらくは、なぎの慣れの様子を見てから、自分の本格移行に動き出すと思われますので、この子は観察から入ることになりましょうか。ちなみに、便の状態はなぎに比べると乾いたものが多いです。

…と、少々めんどくちゃい兄妹(姉弟)なのですが、まずはなぎ君に照準を合わせて進めていきたいと思います。

我が家のニャンズの場合はどうだったのか。自動猫トイレ移行の経過をじっくり観察する

第1週、導入期、試行錯誤期

1日目8/29、設置、猫砂を入れてからは2匹とも遠くから様子見。猫砂については新しい猫砂を1袋全部入れてしまった。

2日目8/30、ここで初めて移行のコツを調べてみて、自分の失敗に気が付く。(前回記事参照)ニャンズは相変わらず遠くから様子見しているので、調べたコツを参考に今まで使用していた砂をコップ1杯いれてみる。

3日目8/31、猫砂をさらに3杯ほど追加して入れる。自動清掃をOFFにする。なぎ、ひなが近寄りはじめる。ひなは昼に頭だけ入れ、夜に前足だけ入れる。

4日目9/1、猫砂をさらに追加して入れて様子見(ニャンズも周辺警戒、様子見のみ…せめぎあいです…)

5日目9/2、逆に新しい猫砂を、併設している旧トイレに入れる。スコップ5杯分。そうすると旧トイレで用を足しつつ、ニオイを嗅ぎながら新トイレに頻繁に前足だけ入れるようになる。さらに頻繁に強行偵察(頭を突っ込む)に来るようになる。

6日目9/3、特に動きなし、ひなが1回だけ前足を入れたようだ

7日目9/4、突然、昼すぎになぎが待望の1回目排泄(大)をする。体重5.16kg計測。清掃はせずにそのままの状態にしておく。ひなは頻繁に前足だけ入れ続ける。

第2週、観察期

8日目9/5、なぎは1回だけ排泄する(小)。ひなは夕方に前足だけ新トイレに入れる(少し興味を失くしたようだ)。前面パネル押下による清掃を1回やってみたが問題なく機器は稼働した。(ただし、ニャンズはびっくり状態、そこで一緒に新トイレを観察してフォローした。)

9日目9/6、なぎは1日1回は新トイレで排泄(小、大)をするようになる。

10日目9/7、なぎは通常使用中。ひなは前足だけの様子見中。躊躇の原因はわからず。

11日目9/8、猫砂補充、ひなが新トイレを使用しないため、新猫砂を旧トイレ、新トイレ半々で補充。新猫砂に慣れてもらうことにする。

12日目9/9、なぎのみ新トイレを使用、私が新トイレの隣に付いて前面パネル押下による清掃を試してみる。(ニャンズは近寄って様子見)

13日目9/10、同様

14日目9/11、ひなが1回新トイレに入室したかも…(小?)3.69kg計測

第3週、変動期その1

15日目9/12、それぞれ新トイレに入室、なぎは排泄(大)を確認(袋交換、1匹分8日分で袋の1/4程度)

16日目9/13、使用なし(ひなが旧トイレを使用している際に、排泄の姿勢に気が付くが、とりあえず様子を見る。)

17日目9/14、新トイレ使用なし

18日目9/15、ひなが新トイレの中に完全に入る(排泄はしない)3.71kg計測。私が新トイレの隣に付いて前面パネル押下による清掃を実行する。(以降毎日、前面パネル押下による清掃を実行、2匹と一緒にフォロー観察する。)

19日目9/16、ついにひなが待望の1回目排泄(小)。体重計測、入室記録はできず…。

20日目9/17、ひなが頻繁に新トイレに入る(小)、久しぶりになぎが新トイレに入る(小)。

21日目9/18、ひな2回新トイレに入るが何もせず。

第4週、変動期その2

22日目9/19、ひなが1回目排泄(大)をする。

23日目9/20、2匹とも(小)をする。

24日目9/21、なぎが2回する。(大、小)ひなが入らなくなる。

25日目9/22、なぎのみ、(小)

26日目9/23、ひなが(小)。久しぶりに入る。

27日目9/24、ひな(小)、試しに自動清掃をON(清掃の雰囲気に慣れたようなので、自動設定にして常にきれいなトイレアピールを開始する。)なぎが(大)を2度する。ちなみに、なぎが自動清掃中に上に乗る(回転ストップ、その後再稼働)

28日目9/25、なぎが、動いている新トイレの上に乗るようになる。新トイレで排泄すると、しばらくの時間経過後、きれいになることに気が付いた様子で、親近感を持って近づいている様子だ。(以前導入した空気清浄機と同じ好反応の様子。)

第5週以降、長期的視線での観察と、移行完了の判断期

29日目9/26、ひなが(小)に入るようになる。なぎは気まぐれで新旧トイレを選んでいる様子(ストレスは感じていない様子)

30日目9/27、ひなが頻繁に排泄をするようになる(やや少なめの(小))

31日目9/28~ひなの排泄がLalaメインになる((大)もするようになるが、旧トイレでもしている様子)

36日目10/3、猫砂補充、猫砂がほぼ新砂オンリーの状態になる、少しなぎが新トイレで排泄していないような状態にはなっているが、入らないわけではない。そろそろ、1つのトイレだけで試してみたいと思い始めた。(ひなの新トイレでの排泄回数が(大)も含めて多くなった様子)

37日目10/4、自動清掃で動作していても見に来なくなったことに気が付く。(慣れたのかもしれない。)

40日目10/7、旧トイレの清掃が7日に1回でも間に合うようになった。(おそらく、1週間で2回ずつくらいの量に減っている)


この移行内容を見て感じたことと、スムーズに移行できなかった場合の対応策について

ここまで約1か月間、2匹のニャンズが全自動スマートトイレ「Lala」へ移行していく様子を記録してきました。結果だけを見れば、なぎは約1週間、ひなは約1か月。同じ家で暮らし、同じトイレを使ってきた2匹でも、自動猫トイレを受け入れるまでには大きな差がありました。

しかし記録をあらためて振り返ってみると、ひなは1か月間ずっと自動猫トイレを拒否していたわけではありません。遠くから様子を見るところから始まり、頭を入れる、前足を入れる、頻繁に確認する、全身で中に入る…。そして19日目に初めて(小)をして、22日目には(大)もするようになりました。その後も「使う→使わない→また使う」を繰り返しながら、約1か月後には全自動スマートトイレ「Lala」をメインの猫トイレとして使うようになっています。

つまり、「使わない」という結果だけを見ていたら気付けなかった変化が、その途中にはたくさんあったわけです。

そして今回の記録を振り返ると、自動猫トイレへスムーズに移行できない場合、「猫が怖がっているから」の一言で片付けるのではなく、いくつかの要因を分けて考える必要があると感じました。

1.猫砂が変わる――足裏の感触とニオイが違う

今回、最初に私が失敗したと思ったのが猫砂です。Lalaを設置した初日、私は新しい猫砂をすべて入れてしまいました。ところが2匹とも遠くから様子を見るだけ。

そこで2日目から、それまで使っていた猫砂をコップ1杯、さらに数杯と新トイレへ混ぜていきました。するとひなにも変化が現れます。最初は遠くから見ているだけだったのが、頭を入れ、やがて前足を入れるところまで近づくようになりました。さらに5日目には逆に、Lala用の新しい猫砂を旧トイレにも入れました。11日目にも新しい猫砂を両方のトイレへ補充し、少しずつ新しい砂そのものにも慣れてもらうことにしました。

最終的には、36日目にはLalaの中がほぼ新しい猫砂だけになっていても使用できています。この結果から考えると、「新しい猫砂そのものが嫌いだった」というより、新しいトイレと新しい猫砂を同時に変更してしまったことが、最初の警戒につながった可能性も考えられます。

猫砂は人間から見れば単なる消耗品ですが、猫にとっては足裏の感触や粒の大きさ、ニオイまで含めた「猫トイレ環境の一部」です。自動猫トイレへの移行がうまく進まない場合には、使用できる猫砂の条件を確認したうえで、これまで使っていた猫砂を少量混ぜるなど、猫にとって「知っているもの」を残すことも一つの方法だと思います。

2.音がする、そして猫トイレそのものが動く

自動猫トイレと普通の猫トイレとの大きな違いは、音と動きです。普通の猫トイレは動きません!!ところが自動猫トイレは、排泄後にドラムが回転し、猫砂と排泄物を選別します。当然、モーター音や猫砂が動く音も発生します。そのため今回、移行初期には自動清掃をOFFにしました。ここで興味深かったのが、自動清掃を止めても、ひながすぐに使うようになったわけではなかったことです。18日目には完全に中へ入れるようになっていましたが、まだ排泄はしません。初めて(小)をしたのは19日目、(大)は22日目でした。

つまり今回のケースでは、「動くことが怖いから使わなかった」だけでは説明できません。むしろ後半になると、まったく違う行動が見られました。

なぎは27日目に自動清掃をONにすると、翌日には動いているLalaに自分から近づいて乗るようになりました。(安全装置が働いて回転が停止しました。)ひなについては動くたびに見に来ていましたが、初期の頃のように警戒している雰囲気はなかったです。(私にはきれいになる様子を見て満足しているように見えたが…気のせいかな💦)そして2匹とも37日目になると、自動清掃が始まっても見に来なくなりました。最初は「見慣れない動くもの」だった自動猫トイレが、徐々に興味の対象となり、最後には日常にある当たり前のものになっていったようにも見えます。

そのため、音や動きを怖がっている様子がある場合には、最初から自動清掃を使用せず、まずは「動かない普通の猫トイレとして存在そのものに慣れてもらう方法」も有効だと感じました。

3.猫トイレの形状が変わり、排泄姿勢まで変わる

今回、ひなを観察していて特に気になったのが、この「排泄姿勢」です。ひなは従来の猫トイレでは、前足を容器の縁に掛け、上体をかなり起こした姿勢で大をすることがあります。一般的なオープン型猫トイレなら、上にも横にも空間があるので、このような姿勢を取ることができます。

ところがLalaはドーム型です。周囲には壁があり、上には天井があります。当然、今までとまったく同じ姿勢を取ることはできません。実際、ひなは比較的早い段階からLalaに興味を示していました。頭を入れる。前足を入れる。そして18日目には全身で中に入る。それでも排泄には至りませんでした。ここから感じたのは、

「中に入れること」と「そこで排泄できること」は別なのではないか?

ということです。さらにひなの場合、初めて小をしたのが19日目なのに対し、初めて大をしたのは22日目でした。もちろん、この時間差だけから排泄姿勢が原因だったと断定することはできません。しかし、中に入ることには慣れていたにもかかわらず排泄まで時間が必要だったこと、さらに大の方が遅かったことを考えると、これまでとは違う空間の中で、自分なりに排泄できる姿勢を見つける時間が必要だった可能性もあると思います。

自動トイレへ入れるようになったのに排泄しない場合には、「まだ怖がっている」と考えるだけではなく、その猫が普段どのような姿勢で排泄しているのかを観察してみるのも重要だと感じました。

4.トイレを取り巻く環境の変化

そして、もう一つ考えたいのが猫トイレを取り巻く環境です。自動猫トイレは、一般的な猫トイレよりかなり大きな製品です。設置した瞬間から、猫にとってはいつものトイレ周辺の風景が変わります。入口の高さや向き、周囲の見え方なども、それまでとは違います。今回さらに感じたのは、猫にとってはこれらの変化が一つずつ起こるわけではないということです。

新しい猫砂になり、猫トイレの形が変わり、入口が変わり、内部の広さも変わる。さらに、その大きな物体が音を出して動く。人間からすれば、「猫トイレを1台交換した」だけなのですが、猫からすれば、

「排泄環境を構成する複数の条件が、一度に変わった」

とも考えられます。だからこそ、移行がうまくいかない場合には、さらに何かを変えるのではなく、逆に一度に変える条件をできるだけ減らすことを考えた方がよいのかもしれません。

これまでの猫砂を残す。旧トイレもすぐには撤去しない。最初は自動清掃を止める。新しい環境の中にも「今までと同じもの」を残しながら、一つずつ慣れてもらうという考え方です。

結果的に観察して一番重要だと感じたことは?

ここまで猫砂、音と動き、形状と排泄姿勢、周辺環境という4つの要因を考えてきました。
ただし今回、途中で猫砂の配合を変えたり、自動清掃をOFFからONへ変更したり、旧トイレも併設したりと、さまざまなことを試しています。そのため、「ひなが使わなかった原因はこれだった」と一つに特定することはできません。むしろ今回の経験から一番強く感じたのは、原因を一つに決めることよりも、猫の小さな変化を観察しながら、じっくり待つことの方が重要なのではないかということでした。

ひなは1か月間、自動猫トイレを拒否していたわけではありません。

  • 遠くから見る。
  • 頭を入れる。
  • 前足を入れる。
  • 全身で入る。
  • 小をする。
  • 大をする。
  • そして、ときにはまた使わなくなる。

それを繰り返しながら、少しずつLalaとの距離を縮めていきました。つまり見るべきなのは、

「今日も使わなかった」ではなく、「昨日よりどこまで近づいたのか」

だったのだと思います。

そしてもう一つ重要なのが、旧トイレをすぐに撤去しなかったことです。これは結果的に移行期間を長くした可能性もあります。しかし逆に考えれば、猫に無理をさせず、「今日はどちらを使うか」を猫自身が選べる状態を残すことにもなりました。一度Lalaを使ったからといって、すぐに旧トイレを撤去していたらどうなっていたのかは分かりません。今回の記録でも、一度使ったあとに再び使わなくなる期間がありました。

そのため私は、「一度排泄した=移行完了」ではなく、猫が日常的な選択肢として自動猫トイレを使うようになるまでを見ることが大切だと感じています。

我が家では、その状態になるまで1匹は約1週間、もう1匹には約1か月かかりました。そして、この「1か月」という期間を経験したことで、自動猫トイレにレンタルという仕組みが用意されている意味も、導入前とは少し違って見えるようになりました。自動猫トイレは数万円する製品です。購入して数日使ってくれなければ、「高い買い物をしたのに使ってくれない」と焦ってしまうかもしれません。しかし猫に必要なのは、飼い主の都合とは関係なく、新しい排泄環境を自分のペースで確認する時間なのだと思います。そう考えるとレンタルのメリットは、単に「購入するより低コストで試せる」ことだけではありません。

低い初期負担で、猫が自動猫トイレに適応できるかを時間をかけて見守れること。

「猫が使ってくれるか分からない」という猫用品特有の不確実性に対して、すぐに答えを出さなくてもよい。今回の1か月間を振り返ってみると、そこにも自動猫トイレとレンタルサービスの相性の良さがあるのではないかと感じました。

実機レビュー、使い込んだ普段の使用感や機能について

ここで、しばらく使い込んだmirutoの「Lala」についてご紹介します。

機械の状態を把握したり、直接操作するには?

本体前面にある2つのボタンとそれぞれの上にあるインジケーターランプ、こちらがすべてになります。ちなみに、左の黒色箇所は赤外線センサーです。

前面パネル右上にも貼り付けてありましたが、説明書に操作、状態表示の概要が記載されています。基本的にはシンプルなインターフェイスで使いやすく、分かり易い色使いのインジケータなので、直感的に状態を把握できます。

排泄物の自動清掃、動作音について

まずは早送り動画でその様子を…。(注釈:(小)の固まった砂が出てきます。)

動画は11倍速での再生ですが、2分ほどの稼働時間できれいになります。ちなみに、回転の様子がわかりやすいように天頂方向に印テープを貼っていますが、製品には貼っていませんのでご安心を…。また、猫砂についてはほぼほぼねこ砂定期便の猫砂に入れ替わっている状態です。少々細かい塊が無視されることはありますが、通常の自動清掃を何回か行うといつの間にか消えていますので、選別、分離機能としては問題ないレベルではないでしょうか。

自動清掃の回転動作の様子は、

  • ①で固形物の選別と抽出
  • ②で固形物をポケットに格納しつつ、猫砂を再展開
  • ③で固形物を袋の奥に移動しつつ、猫砂ならし開始
  • ④で猫砂を平坦にして完了

という流れのようです。あらためて観察していると、なるほどと感心します(1人と1匹は並んで見ていましたが、落ち着きのないもう1匹は…ご覧の動画の通りです。)

動作音に関しては、基本的には静かです。ただし使っていると、まれに隙間に入った猫砂との擦れが音に出てくるときがありますので注意が必要です。(詳細は後述のお手入れでご説明します。)

ごみ袋の交換について

まずは交換の様子です。

交換のためのボタン操作後、袋の取付箇所へのアクセスを良くするために一時的に回転移動します。その後に時間経過と共に元に戻すために再稼働するのですが、少々待ち時間が短いようです…💦。(あと5秒追加でプログラムを書き換えてもらえれば慌てずにできるのだが…)

また、ごみ袋交換稼働停止後は砂が偏っている場合が多く、「猫砂ならし」をボタン操作で別途操作してあげたほうがよさそうです。(ごみ袋交換時になぎが上に乗って安全装置が働くことが多く、これが原因なのか?)

ごみ袋交換方法は説明書に記載があります。また、QRコードから解説動画ページにアクセスできます。至れり尽くせりです。

動画のように、ストッパーバックルでごみ袋の入り口を挟み込んでいます。慣れれば比較的簡単な交換作業となります。回収ごみ袋もひも付きで容易に持ち運び可能です。ごみの日の朝に作業しても煩わしくない手軽さが好印象です。

ですが、本当に些細なことですが、あえて不満点?を一言申し上げるなら、

  • 操作するバックルがごみ袋で隠れて見えにくくなるので、手探り感がやや強くなること

が気にはなります。見えにくいため感触に頼ることになるのですが、いわゆる、「カチッと音はなるが感触ははっきりしない」感じで、装着できたのかがやや不安です。このあたりの操作感覚のフィードバック?が惜しいところです。ですが、そうは感じても「その不安感」は的中したことはなく、問題は1回も起こっていませんので本当に些細な感覚のお話ではあります…。

アプリについて

基本的に自動猫トイレの制御はこのアプリで行います。

インストール方法は前回の記事にて解説しています。

mirutoの全自動スマートトイレ「Lala」のアプリには、使用日時や体重などが記録されます。1匹の場合はおそらく問題ないことですが、仮に多頭飼いの場合に知りたいのは、単なる使用履歴ではなく「どの猫が、いつトイレを使ったのか」という情報です。

現在はAIカメラによる顔認識で個体を識別する製品も登場していますが、その分、機構やシステムが複雑になり、製品価格にも影響すると考えられます。一方、猫同士の体重に十分な差があれば、測定された体重から飼い主が判断する方法でも、実用上は対応できそうです。

高機能化によって自動判別の精度を高めるのか。それとも、必要な情報だけを提供し、最終的な判断は飼い主に委ねるのか。

ここにも、自動猫トイレの機能と価格のバランスという問題が表れているように感じます。本製品、mirutoのLalaの場合、

体重測定型:使用時の体重を記録し、飼い主がどの猫か推定する。

という方式になり、価格と機能のバランスを重視した現実的な方式だと思います。

本体インターフェイスがシンプルな反面、アプリではしっかりと細かい設定ができます。

2匹の体重(3.7kgと5.1kg)が明確にわかる違いがある私の様な飼い主としては、ログに関しては必要十分な内容だと感じています。

余談、砂の飛び散りなど

掃除せずに3日経過後の様子です。

導入直後の猫トイレ周辺です。以前の猫砂ではここまで広がらなかったのですが…。やはり、砂が軽量で細かい粒だからでしょうか。そういえば、手足をフルフルしていることが多くなったようにも思います。

ですが、1か月ほど経つと不思議と減りました。(完全には無くなりませんが…)その代わり、Lala出入口に溜まっていることが多いです。外に出る時、矢印のプレートで砂を払い落としているようです。(これ以外にも原因があるのですが、後述します。)

日々のお手入れ

隙間に入る猫砂の掃除

なぎ
なぎ

およ?入口付近が砂で埋まっているのニャ!

ひな
ひな

…きみがやったんでしょ!

そうなんです。先ほどの手足の裏の砂を取り除く以外にも、砂掛けの跡でもあるようなのです。新トイレに慣れたころからこの状態になることが多く、どうも奥から入り口に向けて蹴ってるんですよね。(滑り台ができてます💦)そのはみ出た砂が矢印の隙間に入るのです。こうなると自動清掃の初動時に、たまに「ガリッ」と音がしたり、回転運動がコマ送りになったりする時があって、おそらく砂が引っかかっているのでしょうね。たまに清掃が必要になります。(現在私は定期便の砂のみを使用しています。ちなみに引っかかった砂は、清掃時にすりつぶされて粉々になっているようではあります。ですが、もし他の猫砂を使用している場合、微妙に大きくしっかりした粒の猫砂は注意が必要かなと感じました。)

という事情で、定期的に隙間に入った猫砂を取り除いた方が良いと思います。

回転機構(ギア)のカバーを外します。これで、ドーム本体を持ち上げられます。

隙間から入った砂は、底のトレイに溜まっていました。粉々になっている砂も確認できました。これを清掃します。(掃除機で吸い取り、残りはふき取りました。)このとき、周囲4つのローラー付近も軽く清掃しておくことをお勧めします。簡単にローラーが外れることもあるので慎重に。私は、音の軽減にもつながりました。

清掃後、ドームを戻す際は、ギアの間にある突起……?!ありゃっ、これは猫砂がはまっているだけです。こんなこともあるので清掃が必要ですね。

おそらく、ドーム内のオレンジの印または、天頂にあるロック機構の矢印付近を目安に元に戻せば大丈夫です。詳しくは説明書をご確認ください。

結局、自動猫トイレにして何が変わったのか?

約1か月にわたるニャンズの猫トイレ移行を経て、ようやく自動猫トイレが日常生活の一部になってきました。では、実際に従来の猫トイレから自動猫トイレに変更して、何が変わったのでしょうか。

飼い主にとっての利便性はもちろんですが、猫たちにとっても何か変化があったのか。導入前後の違いを整理してみました。

従来型猫トイレと自動猫トイレの比較

比較項目従来型猫トイレ全自動スマートトイレ「Lala」(自動猫トイレ)
排泄物の処理飼い主が手作業で回収排泄後に自動で選別・回収
ニオイ清掃前にニオイを感じることがある。室温や空気の流れにも左右されるドーム構造と排泄物の隔離により、以前よりニオイを感じにくくなった
毎日の掃除1日1~2回通常の排泄物回収は不要
猫砂の消費量約2週間に1袋2週間に1袋(※1)
ゴミ処理掃除のたびに袋へ入れ、ゴミ箱へ捨てる約2週間に1回、ダストボックスの袋を交換(※2)
猫の反応従来どおり使用ひなの排泄回数が増えたように感じる
排泄物の確認回収時に便や尿の塊を直接確認できる自動回収されるため、排泄物を直接確認する機会が減る

※1、猫砂の消費量は、我が家の使用環境での実績です。猫の頭数や排泄量、使用する猫砂によって異なります。
※2、ゴミ袋の交換は、我が家の2匹での実績です。説明書の目安は2匹で4〜7日ごととなっています。

飼い主にとっては、想像以上に掃除が楽になった

まず、1番分かりやすい変化は、毎日の排泄物の回収作業がなくなったことです。(上記画像は、らくちんイメージです…💦)

これまでは1日1~2回、スコップで排泄物を取り除き、袋に入れてさらに袋に包んでゴミ箱へ捨てていました。自動猫トイレでは、この作業を機械が代わりに行ってくれます。もちろん、猫砂の補充やダストボックスの袋交換、本体の清掃といったメンテナンスまでなくなるわけではありません。それでも、毎日決まって行っていた作業から解放されたことは、思っていた以上に大きな変化でした。

また、ゴミの処理方法も変わりました。

従来は排泄物をその都度ゴミ箱へ捨てていたため、季節によってはゴミ箱からニオイを感じることもありました。Lalaでは排泄物がダストボックス(ごみ袋)へ回収されるため、ゴミ出しの直前に袋を取り出すこともできます。我が家では約2週間に1回の交換(※1)で済んでおり、ゴミの処理もずいぶん楽になり、ごみ箱のニオイも気にならなくなりました。

※1、ゴミ袋の交換は、我が家の2匹での実績です。説明書の目安は2匹で4〜7日ごととなっています。

ニオイはどう変わった?

実は、我が家では従来の猫トイレでも、日常的に強いニオイに悩まされていたわけではありません。それでも、部屋に入った瞬間に感じる、猫トイレ特有のニオイの違和感は以前より薄まったように感じます。

Lalaはドーム型の構造で、排泄物を自動的に選別し、ダストボックスへ隔離します。排泄直後のニオイを完全になくせるわけではありませんが、排泄物が猫砂の上に残り続けないことは、ニオイの軽減につながっていると考えられます。

もちろん、これは我が家での体感的な評価です。ニオイを数値で測定したわけではありません。それでも、

「毎日の掃除が減ったのに、以前よりニオイを感じにくくなった」

というのは、自動猫トイレ導入による大きなメリットでした。

猫にとっても、いつでもきれいな猫トイレは快適なのか?

そして、飼い主として気になったのが、ニャンズ自身の変化です。

特にひなについては、自動トイレへの移行が進んでから、排泄回数が増えたように感じています。従来のトイレでは、尿が比較的大きな塊になっていることが多くありましたが、最近は小さな塊が複数見られるようになりました。また、便についても、以前より1回あたりの量が少ないような気もする反面、回数が増えているように見えます。

これは、いつでもきれいな猫砂が用意されていることで、猫が排泄を我慢せずに済むようになったからなのでしょうか。そう考えたくなるところですが、現時点では断定しない方が良いのだろうと思います。排泄回数や量の変化には、飲水量や食事、体調なども関係するでしょうから。

ただ、少なくともひなが自動猫トイレを日常的に利用するようになったことは確かです。今後も使用履歴や実際の排泄物を確認しながら、この変化を観察していきたいと思います。

便利になった反面、排泄物の状態を確認しにくい

一方で、メリットばかりではありません。実際に使ってみて気付いたデメリットが、排泄物を直接確認する機会が減ってしまったことです。

従来の猫トイレでは、毎日の掃除の際に便の硬さや形、尿の塊の大きさなどを自然に確認していました。特に便については、水分量や消化状態などを考える参考にしていた部分もあります。

ところが自動猫トイレでは、排泄後に自動清掃が行われるため、タイミングが合わなければ排泄物を直接見ることができません。アプリには使用日時や体重などが記録されますが、それだけで便の硬さや尿量まで正確に把握できるわけではありません。

掃除の自動化によって手間は減ったものの、掃除を通じて得ていた健康観察の機会まで減ってしまった。

これは導入前にはあまり意識していなかった点です。自動猫トイレを使う場合でも、定期的に排泄物の状態を確認する習慣は残しておきたいと思います。

ここまでの結論

今回の経験をまとめると、自動猫トイレは、飼い主にとって掃除の負担を大きく減らしてくれる製品でした。ニオイについても、我が家では以前より快適になったと感じています。そしてニャンズも、時間こそかかりましたが、最終的には新トイレを日常的に使うようになりました。

自動猫トイレは、飼い主の手間を減らしながら、猫にも清潔な排泄環境を提供できる。

ただし、排泄物を直接観察する機会が減ることなど、従来の猫トイレとは違った注意点もある。

便利な機械にすべてを任せるのではなく、猫の様子を観察することは、これからも飼い主の大切な役割なのだと思います。

他社の自動猫トイレとmirutoの「Lala」、何が違う?

ここまでmirutoの自動猫トイレ「Lala」を実際に使った感想を紹介してきました。では、ほかのメーカーの自動猫トイレと比較すると、Lalaにはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、GEXの「PURE CAT AUTO TOILET」、Neakasaの「M1 Plus」、mirutoの「Lala」の3機種を比較してみます。

主要3機種の仕様比較

項目GEX PURE CAT AUTO TOILETNeakasa M1 Plusmiruto Lala
形状ドーム型オープン型ドーム型
本体サイズW56×D58×H66cmW59×D53×H64cm約W48.5×D53×H50.5cm
本体重量約16kg約10.35kg約7.5kg
トイレ内部約52Lトレイ内寸 W43.5×D40cm-
猫砂容量約4.5L約7.17L実使用では7L+α程度(※2)
ダストボックス約10L約11.23L約9L
対象体重1.5~9kg・6か月以上最大10kg800g以内の猫には使用させない
入口の高さ要確認約35.2cm段差約17.5cm
清掃方式回転・ふるい分別回転・ふるい分別回転・網分別
対応猫砂対応する固まる猫砂鉱物・おから・混合タイプなど固まる猫砂・鉱物系推奨
ゴミ捨て目安最大約2週間/1匹最大約14日/1匹約2週間/1匹
消臭機構密閉ボックス・消臭ファン排泄物をボックスへ隔離二重ロックの密閉構造
(消臭機構アタッチメントは別売り)
安全検知赤外線・重量センサーなど赤外線6組・重量センサー4基重量センサー4基・赤外線センサー
動作音要確認約50dB約33dB(※1)
アプリ連携ありありあり
体重・使用履歴記録可能記録可能記録可能
Wi-Fi対応2.4GHz2.4GHz

仕様は各製品の公表情報を基にした比較用の整理です。モデルの改訂や測定条件によって異なる場合があります。また、動作音や内部容量は測定条件・定義が異なるため、数値だけで優劣を判断できません。
※1、評価機関:パナソニック株式会社プロダクト解析センター
※2、実使用時の筆者計測

「Lala」は、必要な機能をまとめた扱いやすい自動猫トイレ

3機種を比較すると、それぞれ設計思想に違いがあることが分かります。GEXはドーム構造と消臭機構、Neakasa M1 Plusは開放的なオープン構造が特徴です。

一方、mirutoのLalaは、特別に目立つ先進機能を数多く搭載しているというよりも、自動猫トイレに必要な基本機能を比較的コンパクトな本体にまとめた製品という印象です。

本記事の冒頭にて、自動猫トイレの基本性能を次の3つに整理しました。

  1. 排泄物の選別・分離能力
  2. 排泄物の隔離・消臭能力
  3. 猫に対する安全性

実際にLalaを使用した範囲では、排泄物の選別や隔離はおおむね問題なく機能しており、安全検知についても清掃中に猫が乗ると動作が停止する様子を確認できました。もちろん、これだけで安全性能のすべてを検証できたわけではありません。それでも、日常的に使ううえで必要な機能がまとまっており、操作も比較的直感的でシンプル、初めて自動猫トイレを導入する方にも扱いやすい製品だと感じています。

ただし、今回のニャンズの移行経験からも分かるように、どれほど機能が充実していても、最終的には猫との相性が重要です。特に排泄姿勢や入口の形状については、カタログスペックだけでは判断しにくい部分があります。

だからこそ、購入前に一定期間試せるレンタルサービスにも意味があるのだと思います。

レンタルサービスの契約形態や導入費用については、第1弾の記事で詳しく比較しています。

関連記事:話題のおすすめレンタルサービスmirutoの全自動スマートトイレ「Lala」でじっくり環境移行するニャ~。(1/2)

当サイト経由のお申し込みなら、ねこ砂定期便の初月料金がさらにお得に

今回のアフィリエイト連携にあたり、当サイトをご覧いただいた方に利用していただけるクーポンを発行していただきました。通常、初月980円(税込)+送料のところ、クーポン利用で初月500円(税込)+送料になります。(※1)自動猫トイレを試してみたいものの、猫が使ってくれるか心配という方には、初期負担を抑えて導入できる選択肢の1つです。ぜひともご検討くださいませ。

※1、ねこ砂定期便のお申し込みが必要です。2か月目以降は2,980円〜4,380円(税込)/月(配送間隔により変動)

クーポンコード:negooe-myanP4

クーポン適用済み申し込みサイト↓


まとめ:便利な自動猫トイレだが、どんな人におすすめできる?

今回、実際にLalaを導入してみて、自動猫トイレは確かに便利な製品だと感じました。ただし、すべての家庭やすべての猫に適しているわけではありません。

こんな人にはおすすめ

  • 多頭飼いの家庭:排泄物をこまめに回収できるため、掃除の負担を軽減したい方。ただし猫砂の補充やダストボックスの管理は必要です。
  • 日中の留守が多い方:不在時にも排泄物を自動回収してほしい方。
  • 毎日の掃除を負担に感じている方:スコップでの回収作業を減らしたい方。
  • 猫トイレのニオイが気になる方:排泄物を早めに隔離したい方。
  • 猫のトイレ使用履歴を確認したい方:使用日時や体重などをアプリで記録したい方。

こんな人は慎重に検討したい

  • 設置スペースに余裕がない方:本体サイズに加えて、猫の出入りや清掃に必要な空間も確保する必要があります。
  • 警戒心の強い猫を飼っている方:移行まで長い時間が必要になる可能性があります。
  • 特定の猫砂しか使えない猫を飼っている方:自動猫トイレの選別機構に対応しているか確認が必要です。
  • ランニングコストを最小限にしたい方:猫砂定期便や専用消耗品など、継続費用の確認が必要です。
  • 排泄物を毎回直接確認したい方:自動回収によって健康観察の方法が変わります。

自動猫トイレは、本当に従来の猫トイレより快適なのか?

この記事の最初に掲げた問いは、

「自動猫トイレは、本当に従来の猫トイレより快適なのか?」

というものでした。

約1か月にわたるニャンズの移行を経て、実際に使ってみた私の答えは、

「少なくとも我が家では、すごく快適になった!(ニャー)」

です。

毎日の掃除がなくなり、ニオイも以前より気にならなくなりました。一方、猫自身が新トイレを受け入れるまでには、想像以上に時間がかかることも分かりました。自動猫トイレは、導入したその日からすべてが便利になる魔法の道具ではありません。

「猫に合った製品を選び、猫自身が慣れるまで待つことが大事」

そこまで含めて、自動猫トイレの導入なのだと思います。

クーポン適用済み申し込みサイト↓

さらにお得ポイント!(先着2,000名が対象)

”おかげさまで3周年記念”、とのことで「先着2,000名限定」で
自動トイレ新規レンタル者全員に、モニタリング自動給水器が無料で使えるキャンペーンを実施中です。

詳しくは、専用ページ↓でチェック!

実際に使ったから分かった疑問点や不満点、これから進化してほしいところ

最後に、今回miruto「Lala」を使ってみた経験から、自動猫トイレ全般について気になったことや、今後の進化に期待したい点を整理しておきます。

1.本体はもっと小型化するべきなのか?

自動猫トイレは一般的な猫トイレと比べて大きく、設置スペースが必要です。そのため、小型化は歓迎される進化の一つでしょう。

ただし、今回のひなの排泄姿勢を見ていると、単純に小さくすればよいというものでもないと感じます。猫が無理なく方向転換でき、自然な姿勢で排泄できる空間は確保してほしいところです。

2.もっと違う形状の製品がラインナップにあってもよいのでは?

個人的には、mirutoさんのような環境提供型のレンタルサービスは大変ありがたいですが、機器形状のバリエーション拡充も期待したいところです。

今回、前足を猫トイレの縁に掛けて排便するひなの様子を見て、排泄姿勢にはかなり個体差があることをあらためて感じました。自分のお財布に合った契約の中でも、ドーム型だけでなく、大型タイプやオープン型など、猫の体格や姿勢に合わせて選べる製品が増えれば、移行のハードルを下げられる可能性があります。(少し無茶な期待かもしれませんが…)

3.本体を丸洗いできないのか?

自動猫トイレは機械製品なので、清掃や水洗いがどこまでできるのかも気になるところです。Lalaについては、洗浄可能なパーツを取り外して手入れできるため、現時点では大きな不満は感じていません。ただし、電装部を含む本体全体を水洗いできるという意味ではありません。洗浄できる範囲は取扱説明書に従う必要があります。

4.多頭飼いでは、猫の個体識別をもっと正確にできないか?

アプリには体重や使用日時などが記録されます。ただし、多頭飼いの場合には「誰が使ったのか」を正確に知りたいところです。

現在はAIカメラを搭載し、画像認識によって猫を識別する製品も登場しています。一方、猫同士の体重に十分な差があれば、測定体重から飼い主が判断する方法でも実用的です。

機能を増やせば価格にも影響するため、どこまでの識別精度を求めるかは、製品の価格とのバランスを考える必要がありそうです。

5.尿量や便の状態まで記録できないか?

今回、便利になった反面、排泄物を直接確認する機会が減ったことは気になりました。使用回数や体重だけでなく、尿量や便の形状・状態なども記録できれば、日々の健康観察に役立つと思います。

すでにカメラを利用して排泄物を観察する製品も登場していますが、健康状態を正確に診断できるわけではありません。今後、こうした情報をどこまで手軽に、そして正確に記録できるようになるのか期待したいところです。

6.使用できる猫砂の自由度を増やしてほしい

自動猫トイレは、排泄物を猫砂から選別する仕組みのため、使用できる猫砂に制約があります。その反面、猫によっては特定の猫砂を好む場合もあるため、選択肢が増えることは重要なことでもあります。

この点についてメーカーに、今後の猫砂ラインナップについて質問してみました。すると、「猫砂のバリエーション(種類)を増やしていく予定がございます」との回答をいただきました。

具体的な追加時期や種類までは現時点では分かりませんが、今後の展開に期待したいですね。

7.静音性よりも、動作時間の自由度が重要かもしれない

Lalaの動作音については、我が家では大きな不満を感じていません。ニャンズも次第に動作に慣れ、最近では清掃が始まってもわざわざ様子を見に来なくなりました。ただし、これは我が家での反応であり、すべての猫が同じように慣れるとは限りません。

また、飼い主の立場では、単純な静音性だけでなく、夜間などに自動清掃を行わないよう設定できるかも重要だと思います。寝室に近い場所へ設置する場合などは、動作音そのものよりも、「いつ動作させるかを選べること」が使いやすさにつながるのではないでしょうか。(mirutoの「Lala」については、おやすみモードで動かさない時間を設定することができます。)

最後に

今回のLala導入を通じて、自動猫トイレは、排泄物を自動で処理するだけの機械ではないと感じました。飼い主の掃除の負担を減らし、猫に清潔な排泄環境を提供し、さらにアプリを通じて日々の使用状況を記録する。従来の猫トイレとは違う役割を持ち始めています。

今後は、猫の体格や排泄姿勢に合わせた形状の多様化、個体識別の精度向上、排泄物の状態を把握する技術など、さらに進化していく余地がありそうです。ただし、機能が増えれば、その分だけ価格が上がる可能性もあります。

必要な基本性能を確保しながら、どこまで使いやすく、手の届きやすい製品にできるのか。

そこが、これからの自動猫トイレに期待したいところです。そういう意味ではmirutoの自動猫トイレ「Lala」は、大変おすすめできる製品だと実感しております。

関連記事

話題のおすすめレンタルサービス”mirutoの自動猫トイレ「lala」”でじっくり環境移行するニャ~。ミルト自動ねこトイレ、ララ(MT-TOL-3)の導入レビュー。(1/2)

mirutoの全自動スマートトイレ「Lala」を徹底レビュー!従来の猫トイレより快適になるのか?慣れてもらうコツとは?(2/2)

https://negooe-myan.com/mirutos-automatic-cat-litter-box-lala2/

愛猫が扉を開けてしまう問題!それ、ドアノブを縦に取り付ければ防げます!

愛猫がケガをした?!大慌てして初めての動物病院に行ってきました。その様子と経過について、前編です。

愛猫がケガをした?!大慌てして初めての動物病院に行ってきました。その様子と経過について、中編です。

愛猫がケガをした?!大慌てして初めての動物病院に行ってきました。エリザベスウェアを脱いで大脱走の後編です。

子猫と一緒に生活します。①~飼育初心者が経験して感じたこと。必要な物編その1です。

子猫と一緒に生活します。②~飼育初心者が経験して感じたこと。「必要な物」編その2です。

ねこのお世話に必要な物をご紹介します。猫と一緒に生活して初心者が経験して感じたこと。

-ペット
-, , , , , , , , ,